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2020年09月06日宮城県中部でM2.0・震度1、1年5ヶ月ぶり今年1回目の有感地震

宮城県中部でM2.0・震度1、1年5ヶ月ぶり今年1回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月06日04:00に宮城県中部でM2.0・震度1の地震が発生した。宮城県中部で有感地震が記録されたのは525日ぶり。今年1回目となる有感地震であった。

 

宮城県中部における今回の地震について

2020年09月06日04:00 M2.0・震度1 宮城県中部(深さ約10km)

宮城県中部で有感地震が観測されたのは2019年03月30日のM1.8・震度1以来1年5ヶ月ぶり。今回の震源からは約7km離れた場所で深さは5kmであった。その前は2017年06月28日のM3.2・震度2で、今回の震源から約6km離れた場所で深さは11kmであった。

今回の震源から東側にやや離れた位置には長町-利府線断層帯が南北に走っており、30年以内にM7.0~M7.5程度の地震が1%以下の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震16事例のうち、その後1ヶ月以内に宮城県中部を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは16事例中9例であった。
 

宮城県中部と東北地方の最近の地震活動

宮城県中部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が5回であるのに対し2019年に宮城県中部における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

宮城県中部を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は879回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては1回目。宮城県中部では2019年に1回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

宮城県中部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2016年10月16日 M5.2 震度4 宮城県中部
2003年07月26日 M5.5 震度6弱 宮城県中部
2003年07月26日 M6.4 震度6強 宮城県中部(2003年宮城県北部地震)
2003年07月26日 M5.6 震度6弱 宮城県中部
1998年09月15日 M5.2 震度4 宮城県中部

宮城県中部を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年06月03日の福島県沖M5.0・震度1が挙げられる。
 

宮城県中部の過去の地震データ

1919年以降、宮城県中部で発生してきた有感地震は731回でそのうちM5.0以上であったのが9回、M6.0以上が2回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2003年07月26日のM6.4・震度6強(2003年宮城県北部地震)で深さは12kmであった。

宮城県中部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2003年07月26日 M6.4 震度6強 宮城県中部(2003年宮城県北部地震)
1945年06月26日 M6.0 震度3 宮城県中部
2003年07月26日 M5.6 震度6弱 宮城県中部
2003年07月26日 M5.5 震度6弱 宮城県中部
1940年04月12日 M5.2 震度3 宮城県中部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1980年11月03日に宮城県中部でM5.0・震度2の地震が約6kmの距離(深さ140km)で起きていた他、1998年09月15日に宮城県中部でM5.2・震度4の地震が約7kmの距離(深さ13km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1998年09月15日に約7kmの距離で発生した宮城県中部M5.2・震度4(深さ13km)であった。
 

東北地方と宮城県中部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在396予測。また宮城県中部など震源地別予測が現在878予測となっている。

方面別予測において現在、計396予測中、Aクラスは26予測、Bクラスは75予測、Cクラスは295予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が8予測、Bクラス予測が23予測、Cクラス予測が9予測となっている。

また震源地予測では現在、計878予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが96予測、Cクラスが759予測となっており、このうち宮城県中部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%前後、宮城県中部の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」宮城県中部M2.0の類似16事例以後の発震傾向性

今回の宮城県中部M2.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

宮城県中部を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中9例であった。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

三陸沖 16事例中4例
福島県沖 16事例中3例
宮城県沖 16事例中2例
岩手県沖 16事例中2例
福島県会津 16事例中1例
岩手県内陸南部 16事例中1例
宮城県北部 16事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが16事例中3例、北海道地方では16事例中3例であった。

関東地方及び北海道地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 16事例中2例
千葉県東方沖 16事例中1例
千葉県南東沖 16事例中1例
茨城県南部 16事例中1例
茨城県北部 16事例中1例

北海道南西沖 16事例中2例
宗谷海峡 16事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。