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2020年09月06日長野県北部でM2.4・震度1、08月下旬から有感地震増加傾向で今回が5回目

長野県北部でM2.4・震度1、08月下旬から有感地震増加傾向で今回が5回目


 

気象庁によると2020年09月06日05:04に長野県北部でM2.4・震度1の地震が発生した。長野県北部で有感地震が記録されたのは6日ぶり。今年19回目となる有感地震であった。

 

長野県北部における今回の地震について

2020年09月06日05:04 M2.4・震度1 長野県北部(深さごく浅い)

長野県北部で有感地震が観測されたのは2020年08月31日のM2.3・震度1以来6日ぶり。今回の震源からは約31km離れた場所で深さは1kmであった。その前は2020年08月24日のM3.1・震度2で、今回の震源から約25km離れた場所で深さは6kmであった。

長野県北部では08月下旬から有感地震が増加傾向にあり、08月22日以降今回が5回目。震源はいずれも今回の震源から約30~50km程度離れており、最近の地震で今回の震源から近かったのは04月19日のM2.2・震度1。約13kmの距離であった。

今回の震源から南側にやや離れた位置には長野盆地西縁断層帯(信濃川断層帯)が走っており、飯山-千曲区間ではM7.4~M7.8程度の地震が30年以内にほぼ0%の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震13事例のうち、その後1ヶ月以内に長野県北部を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは13事例中1例であった。
 

長野県北部と中部地方の最近の地震活動

長野県北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が40回であるのに対し2019年に長野県北部における1週間平均値は40回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

長野県北部を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は660回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては19回目。長野県北部では2019年に20回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計18回のうちM3.0未満だったのが15回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

長野県北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2018年05月25日 M5.2 震度5強 長野県北部
2018年05月12日 M5.2 震度5弱 長野県北部
2014年11月22日 M6.7 震度6弱 長野県北部(長野県神城断層地震)
2012年07月10日 M5.2 震度5弱 長野県北部
2011年04月12日 M5.6 震度5弱 長野県北部

長野県北部を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月29日の長野県中部M5.3・震度4が挙げられる。
 

長野県北部の過去の地震データ

1919年以降、長野県北部で発生してきた有感地震は1,550回でそのうちM5.0以上であったのが37回、M6.0以上が3回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2014年11月22日のM6.7・震度6弱(長野県神城断層地震)で深さは5kmであった。

長野県北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2014年11月22日 M6.7 震度6弱 長野県北部(長野県神城断層地震)
1941年07月15日 M6.1 震度6 長野県北部(長野地震)
1943年10月13日 M5.9 震度4 長野県北部
1986年12月30日 M5.9 震度4 長野県北部
1924年12月14日 M5.6 震度3 長野県北部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1968年04月04日に長野県北部でM5.1・震度4の地震が約10kmの距離(深さ10km)で起きていた。
 

中部地方と長野県北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在396予測。また長野県北部など震源地別予測が現在878予測となっている。

方面別予測において現在、計396予測中、Aクラスは26予測、Bクラスは75予測、Cクラスは295予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計878予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが96予測、Cクラスが759予測となっており、このうち長野県北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では中部地方の現在の危険度は100%以下、長野県北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」長野県北部M2.4の類似13事例以後の発震傾向性

今回の長野県北部M2.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた13件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

長野県北部を含む中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは13事例中1例であった。

中部地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

長野県北部 13事例中1例
静岡県東部 13事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが13事例中3例、北陸地方では13事例中1例であった。

関東地方及び北陸地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

関東東方沖 13事例中2例
茨城県沖 13事例中2例
千葉県東方沖 13事例中1例
茨城県北部 13事例中1例

新潟県下越沖 13事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。