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2020年09月06日長野県中部でM2.7・震度1、長野・岐阜の群発有感地震としては16日ぶり

長野県中部でM2.7・震度1、長野・岐阜の群発有感地震としては16日ぶり


 

気象庁によると2020年09月06日06:38に長野県中部でM2.7・震度1の地震が発生した。長野県中部で有感地震が記録されたのは16日ぶり。今年179回目となる有感地震であった。

 

長野県中部における今回の地震について

2020年09月06日06:38 M2.7・震度1 長野県中部(深さごく浅い)

長野県中部で有感地震が観測されたのは2020年08月21日のM2.1・震度1以来16日ぶり。今回の震源からは約25km離れた場所で深さは6kmであった。その前は2020年08月18日のM2.2・震度1で、今回の震源から約9km離れた場所で深さは4kmであった。

今回の地震は04月下旬から続く長野・岐阜群発地震の震源域付近で、有感地震が観測されたのは08月21日の長野県中部M2.1・震度1以来16日ぶり。岐阜県との県境で発生した地震であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震8事例のうち、その後1ヶ月以内に長野県中部を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは8事例中3例であった。
 

長野県中部と中部地方の最近の地震活動

長野県中部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が296回であるのに対し2019年に長野県中部における1週間平均値は48回であったことから、現在の状況は多いと言える。

長野県中部を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は660回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては179回目。長野県中部では2019年に5回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計178回のうちM3.0未満だったのが88回、M3.0~3.9が75回、M4.0~4.9が11回、M5.0以上が4回となっている。

長野県中部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年05月29日 M5.3 震度4 長野県中部
2020年04月26日 M5.0 震度3 長野県中部
2020年04月23日 M5.0 震度3 長野県中部
2020年04月23日 M5.5 震度4 長野県中部
2017年12月06日 M5.3 震度4 長野県中部

長野県中部を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月29日の長野県中部M5.3・震度4が挙げられる。
 

長野県中部の過去の地震データ

1919年以降、長野県中部で発生してきた有感地震は817回でそのうちM5.0以上は14回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2020年04月23日のM5.5・震度4で深さは3kmであった。

長野県中部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2020年04月23日 M5.5 震度4 長野県中部
1967年02月03日 M5.4 震度3 長野県中部
2011年06月30日 M5.4 震度5強 長野県中部
2017年12月06日 M5.3 震度4 長野県中部
2020年05月29日 M5.3 震度4 長野県中部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1998年08月12日に長野県中部でM5.0・震度5弱の地震が約4kmの距離(深さ3km)で起きていた他、2020年04月26日に長野県中部でM5.0・震度3の地震が約6kmの距離(深さ6km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2020年04月23日に約7kmの距離で発生した長野県中部M5.5・震度4(深さ3km)であった。
 

中部地方と長野県中部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在396予測。また長野県中部など震源地別予測が現在878予測となっている。

方面別予測において現在、計396予測中、Aクラスは26予測、Bクラスは75予測、Cクラスは295予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計878予測中、Aクラスが23予測、Bクラスが96予測、Cクラスが759予測となっており、このうち長野県中部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では中部地方の現在の危険度は100%以下、長野県中部の危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」長野県中部M2.7の類似8事例以後の発震傾向性

今回の長野県中部M2.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた8件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

長野県中部を含む中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは8事例中3例であった。

中部地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

長野県中部 8事例中1例
岐阜県飛騨地方 8事例中1例
静岡県東部 8事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが8事例中2例であった。

関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 8事例中2例
関東東方沖 8事例中1例
千葉県東方沖 8事例中1例
茨城県北部 8事例中1例
千葉県北東部 8事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。