• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年09月07日パプアニューギニアでM5.2、08月26日にM6超え地震が連発した震源の周辺

パプアニューギニアでM5.2、08月26日にM6超え地震が連発した震源の周辺


 

USGSによると日本時間2020年09月07日00:57にパプアニューギニアでM5.2の地震が発生した。今回の震源周辺では08月26日にM6.0とM6.2の地震が相次いで起きていた。

 

パプアニューギニアにおける今回の地震について

日本時間2020年09月07日00:57 M5.2 パプアニューギニア(深さ約10km)

パプアニューギニアでM5.0以上地震が観測されたのは2020年08月27日のM5.0以来10日ぶりで今年59回目。前回の地震は今回の震源から約298km離れた位置であった。

その前は2020年08月27日のM5.0で、今回の震源から約121km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離50km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年08月15日にパプアニューギニアでM5.0の地震が今回の震源からは約43km離れた場所で起きていた。

パプアニューギニアでは日本時間08月26日にM6.0とM6.2の地震が相次いで発生しており、今回の地震はそれらの周辺でM6.2の震源は約100km西側に離れた位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震28事例のうち、その後1ヶ月以内にパプアニューギニアを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは28事例中15例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の28事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは28事例中3例であった。
 

パプアニューギニアの最近の地震活動

パプアニューギニアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が21回。2019年にパプアニューギニアの1ヶ月当たり平均発生数は30.0回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

パプアニューギニアでは2019年にM6.0以上の地震が9回発生、そのうちM7.0以上の大地震は2回であった。

2019年にパプアニューギニアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月14日 M7.6 パプアニューギニア(深さ約10km)
2019年05月06日 M7.1 パプアニューギニア(深さ約146km)
2019年02月17日 M6.4 パプアニューギニア(深さ約368km)
2019年07月15日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約42km)
2019年01月17日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

パプアニューギニアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が8回、M7.0以上の大地震が1回起きている。

2020年にパプアニューギニアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月17日 M7.0 パプアニューギニア(深さ約80km)
2020年04月25日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約17km)
2020年02月09日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約31km)
2020年08月25日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約22km)
2020年05月07日 M6.1 パプアニューギニア(深さ約466km)
 

パプアニューギニアの過去の地震データ

1901年以降、パプアニューギニアで発生してきたM6.0以上の地震は807回でそのうちM7.0以上であったのが82回。20世紀以降、過去最大だったのは1971年07月26日のM8.1で深さは約40kmであった。

パプアニューギニアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1971年07月26日 M8.1 パプアニューギニア(深さ約40km)
1906年09月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約35km)
1971年07月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約40km)
2000年11月16日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約33km)
1916年01月01日 M7.9 パプアニューギニア(深さ約35km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1987年05月06日にパプアニューギニアでM6.5の地震が約16kmの距離(深さ20km)で起きていた他、1936年05月11日にパプアニューギニアでM6.6の地震が約27kmの距離(深さ25km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1955年10月10日に46kmの距離で発生したパプアニューギニア M7.3(深さ20km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とパプアニューギニアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在598予測。またパプアニューギニアなど震源地別予測が現在1,949予測となっている。

方面別予測において現在、計598予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは157予測、Cクラスは391予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が18予測、Bクラス予測が47予測、Cクラス予測が1予測となっている。

また震源地予測では現在、計1,949予測中、Aクラスが37予測、Bクラスが206予測、Cクラスが1,706予測となっており、このうちパプアニューギニアに対してはAクラスが7予測、Bクラスが31予測、Cクラスが26予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は150%以上、パプアニューギニアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」パプアニューギニアM5.2の類似28事例以降の発震傾向性

今回のパプアニューギニアM5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた28件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

パプアニューギニアを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは28事例中15例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

パプアニューギニア 28事例中5例
バヌアツ 28事例中4例
ソロモン諸島 28事例中3例
フィジー 28事例中3例
ケルマデック諸島 28事例中2例
サンタクルーズ諸島 28事例中1例
ロイヤリティ諸島 28事例中1例
マッコーリー島 28事例中1例
ニューカレドニア 28事例中1例
トンガ 28事例中1例

また、今回のパプアニューギニアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは28事例中3例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1970年12月07日 M6.1・震度3 十勝沖
2008年07月24日 M6.8・震度6弱 岩手県沿岸北部
2016年04月16日 M7.3・震度7 熊本県熊本地方(平成28年熊本地震)
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。