• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年09月07日パプアニューギニア寄りのインドネシアでM5.2、周辺で09月03日にもM5.4の地震

パプアニューギニア寄りのインドネシアでM5.2、周辺で09月03日にもM5.4の地震


 

USGSによると日本時間2020年09月07日05:51にパプアニューギニアとの国境に近いインドネシアでM5.2の地震が発生した。日本時間09月03日には南側約150kmの距離でM5.4の地震が起きていた。

 

インドネシアにおける今回の地震について

日本時間2020年09月07日05:51 M5.2 インドネシア(深さ約69km)

インドネシアでM5.0以上地震が観測されたのは2020年09月06日のM5.9以来1日ぶりで今年102回目。前回の地震は今回の震源から約1,586km離れた位置であった。その前は2020年09月04日のM5.2で、今回の震源から約1,245km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

パプアニューギニアとの国境に近い今回の震源周辺では、日本時間09月03日にM5.4の地震が今回から約150km南側で発生していた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震42事例のうち、その後1ヶ月以内にインドネシアを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは42事例中29例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の42事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは42事例中9例であった。
 

インドネシアの最近の地震活動

インドネシアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が50回。2019年にインドネシアの1ヶ月当たり平均発生数は62.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

インドネシアでは2019年にM6.0以上の地震が17回発生、そのうちM7.0以上の大地震は3回であった。

2019年にインドネシアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月24日 M7.3 インドネシア(深さ約212km)
2019年07月14日 M7.2 インドネシア(深さ約19km)
2019年11月14日 M7.1 インドネシア(深さ約33km)
2019年07月07日 M6.9 インドネシア(深さ約35km)
2019年08月02日 M6.9 インドネシア(深さ約49km)
※海外時間(UTC)

インドネシアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が12回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にインドネシアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月18日 M6.9 インドネシア(深さ約26km)
2020年08月21日 M6.9 インドネシア(深さ約627km)
2020年05月06日 M6.8 インドネシア(深さ約107km)
2020年08月18日 M6.8 インドネシア(深さ約22km)
2020年07月06日 M6.7 インドネシア(深さ約529km)
 

インドネシアの過去の地震データ

1901年以降、インドネシアで発生してきたM6.0以上の地震は1,193回でそのうちM7.0以上であったのが158回。20世紀以降、過去最大だったのは2004年12月26日のM9.1で深さは約30kmであった。

インドネシアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2004年12月26日 M9.1 インドネシア(深さ約30km)
2005年03月28日 M8.6 インドネシア(深さ約30km)
2012年04月11日 M8.6 インドネシア(深さ約20km)
1938年02月01日 M8.5 インドネシア(深さ約25km)
2007年09月12日 M8.4 インドネシア(深さ約34km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1995年12月19日にインドネシアでM6.5の地震が約10kmの距離(深さ63km)で起きていた他、1939年07月12日にインドネシアでM6.5の地震が約69kmの距離(深さ20km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1971年01月10日に83kmの距離で発生したインドネシア M7.7(深さ30km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

アジアとインドネシアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在598予測。またインドネシアなど震源地別予測が現在1,949予測となっている。

方面別予測において現在、計598予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは157予測、Cクラスは391予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が24予測、Bクラス予測が42予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計1,949予測中、Aクラスが37予測、Bクラスが206予測、Cクラスが1,706予測となっており、このうちインドネシアに対してはAクラスが20予測、Bクラスが37予測、Cクラスが8予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%以上、インドネシアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」インドネシアM5.2の類似42事例以降の発震傾向性

今回のインドネシアM5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた42件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

インドネシアを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは42事例中29例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

インドネシア 42事例中13例
日本 42事例中9例
フィリピン 42事例中5例
中国 42事例中2例
台湾 42事例中2例
サヴ海 42事例中1例
マリアナ諸島 42事例中1例

それ以外では大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが42事例中23例、南太平洋では42事例中3例であった。

大洋州及び南太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

パプアニューギニア 42事例中7例
バヌアツ 42事例中7例
フィジー 42事例中6例
サモア 42事例中3例
トンガ 42事例中2例
ソロモン諸島 42事例中1例
ケルマデック諸島 42事例中1例
ロイヤリティ諸島 42事例中1例
サンタクルーズ諸島 42事例中1例
ニューカレドニア 42事例中1例
東太平洋海嶺 42事例中1例
南太平洋 42事例中1例
イースター島 42事例中1例

また、今回のインドネシアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは42事例中9例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1983年04月30日 M6.4・震度3 十勝沖
1984年09月19日 M6.6・震度4 関東東方沖
1996年12月03日 M6.7・震度5弱 日向灘
2000年10月06日 M7.3・震度6強 鳥取県西部(鳥取県西部地震)
2004年11月29日 M7.1・震度5強 釧路沖
2008年06月14日 M7.2・震度6強 岩手県内陸南部(岩手・宮城内陸地震)
2010年12月22日 M7.8・震度4 父島近海
2011年06月23日 M6.9・震度5弱 岩手県沖
2015年02月17日 M6.9・震度4 三陸沖
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。