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2020年09月08日網走地方でM2.6・震度1、49日ぶり今年7回目の有感地震

網走地方でM2.6・震度1、49日ぶり今年7回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月08日02:04に網走地方でM2.6・震度1の地震が発生した。網走地方で有感地震が記録されたのは49日ぶり。今年7回目となる有感地震であった。

 

網走地方における今回の地震について

2020年09月08日02:04 M2.6・震度1 網走地方(深さ約10km)

網走地方で有感地震が観測されたのは2020年07月20日のM2.5・震度1以来49日ぶり。今回の震源からは約67km離れた場所で深さは8kmであった。その前は2020年05月24日のM2.9・震度1で、今回の震源から約66km離れた場所で深さは11kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震13事例のうち、その後1ヶ月以内に網走地方を含む北海道地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは13事例中1例であった。
 

網走地方と北海道地方の最近の地震活動

網走地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が1回であるのに対し2019年に網走地方における1週間平均値は3回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

網走地方を含む北海道地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は108回で、2019年に北海道地方で記録された地震数は1週間当たり133回であったので、北海道地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては7回目。網走地方では2019年に4回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計6回のうちM3.0未満だったのが5回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

網走地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2015年06月04日 M5.0 震度5弱 網走地方
1937年07月12日 M5.3 震度1 網走地方

網走地方を含む北海道地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。(千島海溝沿いの地震は含まない)
 

網走地方の過去の地震データ

1919年以降、網走地方で発生してきた有感地震は97回でそのうちM5.0以上は2回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1937年07月12日のM5.3・震度1で深さは237kmであった。

網走地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1937年07月12日 M5.3 震度1 網走地方
2015年06月04日 M5.0 震度5弱 網走地方

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1955年08月11日に根室地方北部でM5.1・震度2の地震が約17kmの距離(深さ122km)で起きていた。
 

北海道地方と網走地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北海道地方など方面別予測が現在413予測。また網走地方など震源地別予測が現在985予測となっている。

方面別予測において現在、計413予測中、Aクラスは28予測、Bクラスは76予測、Cクラスは309予測。このうち北海道地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が32予測となっている。

また震源地予測では現在、計985予測中、Aクラスが24予測、Bクラスが103予測、Cクラスが858予測となっており、このうち網走地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では北海道地方の現在の危険度は100%以下、網走地方の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」網走地方M2.6の類似13事例以後の発震傾向性

今回の網走地方M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた13件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

網走地方を含む北海道地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは13事例中1例であった。

北海道地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

北海道南西沖 13事例中1例

また、千島海溝で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが13事例中7例であった。

千島海溝で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

釧路沖 13事例中2例
千島列島 13事例中2例
国後島付近 13事例中2例
千島列島東方 13事例中1例
北海道東方沖 13事例中1例
十勝沖 13事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。