• 海外地震
  • 海外M5.5(M6クラス)以上の地震。M5.4以下はNewsFlashをご覧下さい。
2020年09月08日インドネシア中部のバンダ海でM5.9、2日ぶり今年31回目のM6クラス以上地震

インドネシアのバンダ海でM5.9、2日ぶり今年31回目のM6クラス以上地震


 

USGSによると日本時間2020年09月08日09:45にインドネシアのバンダ海でM5.9の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年09月04日にインドネシアでM5.2の地震が今回の震源からは約144km離れた場所で起きていた。

 

インドネシアにおける今回の地震について

日本時間2020年09月08日09:45 M5.9 インドネシア(深さ約174km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年09月08日にイースター島で発生したM5.6以来で、2020年としては274回目となる(発生日時は日本時間)。

インドネシアでM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2020年09月06日のM5.9以来2日ぶりで今年31回目。前回の地震は今回の震源から約688km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2020年08月22日のM5.5で、今回の震源から約3,163km離れていた。

今回の震源はインドネシアのバンダ海で、上記の通り09月04日には約144km南側でM5.2の地震が起きたばかりであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震43事例のうち、その後1ヶ月以内にインドネシアを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは43事例中31例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の43事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは43事例中12例であった。
 

インドネシアの最近の地震活動

インドネシアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が50回。2019年にインドネシアの1ヶ月当たり平均発生数は62.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

インドネシアでは2019年にM6.0以上の地震が17回発生、そのうちM7.0以上の大地震は3回であった。

2019年にインドネシアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月24日 M7.3 インドネシア(深さ約212km)
2019年07月14日 M7.2 インドネシア(深さ約19km)
2019年11月14日 M7.1 インドネシア(深さ約33km)
2019年07月07日 M6.9 インドネシア(深さ約35km)
2019年08月02日 M6.9 インドネシア(深さ約49km)
※海外時間(UTC)

インドネシアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が12回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にインドネシアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月18日 M6.9 インドネシア(深さ約26km)
2020年08月21日 M6.9 インドネシア(深さ約627km)
2020年05月06日 M6.8 インドネシア(深さ約107km)
2020年08月18日 M6.8 インドネシア(深さ約22km)
2020年07月06日 M6.7 インドネシア(深さ約529km)
 

インドネシアの過去の地震データ

1901年以降、インドネシアで発生してきたM6.0以上の地震は1,193回でそのうちM7.0以上であったのが158回。20世紀以降、過去最大だったのは2004年12月26日のM9.1で深さは約30kmであった。

インドネシアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2004年12月26日 M9.1 インドネシア(深さ約30km)
2005年03月28日 M8.6 インドネシア(深さ約30km)
2012年04月11日 M8.6 インドネシア(深さ約20km)
1938年02月01日 M8.5 インドネシア(深さ約25km)
2007年09月12日 M8.4 インドネシア(深さ約34km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1974年12月03日にインドネシアでM6.5の地震が約10kmの距離(深さ33km)で起きていた他、1920年06月09日にインドネシアでM6.8の地震が約20kmの距離(深さ15km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約200km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1963年11月04日に175kmの距離で発生したインドネシア M8.1(深さ65km)であった。(時刻は海外時間(UTC))。
 

アジアとインドネシアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在610予測。またインドネシアなど震源地別予測が現在1,999予測となっている。

方面別予測において現在、計610予測中、Aクラスは50予測、Bクラスは160予測、Cクラスは400予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が24予測、Bクラス予測が43予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計1,999予測中、Aクラスが37予測、Bクラスが208予測、Cクラスが1,754予測となっており、このうちインドネシアに対してはAクラスが20予測、Bクラスが38予測、Cクラスが8予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%以上、インドネシアの危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」インドネシアM5.9の類似43事例以降の発震傾向性

今回のインドネシアM5.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた43件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

インドネシアを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは43事例中31例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

インドネシア 43事例中12例
日本 43事例中12例
フィリピン 43事例中6例
中国 43事例中5例
台湾 43事例中2例
ミクロネシア 43事例中1例
ミャンマー 43事例中1例
インド 43事例中1例
マリアナ諸島 43事例中1例
サヴ海 43事例中1例

それ以外では大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが43事例中25例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

パプアニューギニア 43事例中11例
バヌアツ 43事例中5例
フィジー 43事例中5例
ソロモン諸島 43事例中4例
ケルマデック諸島 43事例中2例
オーストラリア南方 43事例中2例
サンタクルーズ諸島 43事例中1例
オーストラリア 43事例中1例
マッコーリー島 43事例中1例
ロイヤリティ諸島 43事例中1例

また、今回のインドネシアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは43事例中12例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1968年10月08日 M7.3・震度3 小笠原諸島西方沖
1969年04月21日 M6.5・震度4 日向灘
1971年08月02日 M7.0・震度5 十勝沖
1982年09月06日 M6.6・震度3 鳥島近海
1983年08月26日 M6.6・震度4 大分県北部
1984年03月06日 M7.6・震度4 鳥島近海
1985年04月04日 M6.4・震度2 小笠原諸島西方沖
1985年08月12日 M6.4・震度4 福島県沖
1987年02月06日 M6.7・震度5 福島県沖
2000年08月06日 M7.2・震度4 小笠原諸島西方沖
2001年12月02日 M6.4・震度5弱 岩手県内陸南部
2007年03月25日 M6.9・震度6強 能登半島沖(能登半島地震)
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。