• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年09月08日十勝地方中部で3ヶ月ぶり地震M3.1・震度2、1960年のM6クラス震源付近

十勝地方中部で3ヶ月ぶり地震M3.1・震度2、1960年のM6クラス震源付近


 

気象庁によると2020年09月08日18:51に十勝地方中部でM3.1・震度2の地震が発生した。十勝地方中部で有感地震が記録されたのは102日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

十勝地方中部における今回の地震について

2020年09月08日18:51 M3.1・震度2 十勝地方中部(深さ約70km)

十勝地方中部で有感地震が観測されたのは2020年05月29日のM4.5・震度1以来102日ぶり。今回の震源からは約39km離れた場所で深さは104kmであった。その前は2020年04月23日のM3.4・震度2で、今回の震源から約38km離れた場所で深さは101kmであった。

十勝地方中部における地震は今回のように震源がやや深い位置が多いことから、震度1以上の揺れを観測するのはM3台後半からM4台が多く、M3台前半だった今回と同規模の過去事例は多くないが、付近では1960年11月28日にM5.5・震度3の地震が深さ98km距離2kmと近い位置で発生していた。

今回の震源から西側にはやや離れて十勝平野断層帯が南北に走っている。十勝平野断層帯主部ではM8.0程度の地震が30年以内に0.1~0.2%の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震2事例のうち、その後1ヶ月以内に十勝地方中部を含む北海道地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは2事例中1例であった。
 

十勝地方中部と北海道地方の最近の地震活動

十勝地方中部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が5回であるのに対し2019年に十勝地方中部における1週間平均値は12回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

十勝地方中部を含む北海道地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は130回で、2019年に北海道地方で記録された地震数は1週間当たり133回であったので、北海道地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。十勝地方中部では2019年に1回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

十勝地方中部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2015年08月14日 M5.1 震度4 十勝地方中部
1997年12月23日 M5.2 震度3 十勝地方中部
1991年06月13日 M5.8 震度3 十勝地方中部
1981年09月12日 M5.5 震度3 十勝地方中部
1966年11月01日 M5.5 震度3 十勝地方中部

十勝地方中部を含む北海道地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。(千島海溝沿いの地震は含まない)
 

十勝地方中部の過去の地震データ

1919年以降、十勝地方中部で発生してきた有感地震は178回でそのうちM5.0以上は14回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1991年06月13日のM5.8・震度3で深さは120kmであった。

十勝地方中部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1991年06月13日 M5.8 震度3 十勝地方中部
1925年10月05日 M5.6 震度3 十勝地方中部
1960年11月28日 M5.5 震度3 十勝地方中部
1966年11月01日 M5.5 震度3 十勝地方中部
1981年09月12日 M5.5 震度3 十勝地方中部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1960年11月28日に十勝地方中部でM5.5・震度3の地震が約2kmの距離(深さ98km)で起きていた。
 

北海道地方と十勝地方中部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北海道地方など方面別予測が現在413予測。また十勝地方中部など震源地別予測が現在985予測となっている。

方面別予測において現在、計413予測中、Aクラスは28予測、Bクラスは76予測、Cクラスは309予測。このうち北海道地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が32予測となっている。

また震源地予測では現在、計985予測中、Aクラスが24予測、Bクラスが103予測、Cクラスが858予測となっており、このうち十勝地方中部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では北海道地方の現在の危険度は100%以下、十勝地方中部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」十勝地方中部M3.1の類似2事例以後の発震傾向性

今回の十勝地方中部M3.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた2件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

十勝地方中部を含む北海道地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは2事例中1例であった。

北海道地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

根室地方北部 2事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。