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2020年09月10日宮古島近海でM1.8・震度1、M2を下回る有感地震は今回が初めて

宮古島近海でM1.8・震度1、M2を下回る有感地震は今回が初めて


 

気象庁によると2020年09月10日02:14に宮古島近海でM1.8・震度1の地震が発生した。宮古島近海で有感地震が記録されたのは9日ぶり。今年14回目となる有感地震であった。

 

宮古島近海における今回の地震について

2020年09月10日02:14 M1.8・震度1 宮古島近海(深さごく浅い)

宮古島近海で有感地震が観測されたのは2020年09月01日のM3.5・震度1以来9日ぶり。今回の震源からは約10km離れた場所で深さは49kmであった。その前は2020年07月29日のM3.5・震度1で、今回の震源から約18km離れた場所で深さは55kmであった。

今回の震源は宮古島に近い沿岸部であったためM1.8で震度1を観測した。宮古島近海でM2.0を下回る有感地震が記録されたのは1919年以降今回が初めて。これまでの有感地震で最小のマグニチュードだったのは1990年と1993年のM2.4・震度1であたt.

宮古島近海で最近発生したM5以上の地震からの距離は、05月27日のM5.2・震度3が今回の震源から約14kmと近かったが、深さが51kmと今回より深かった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震8事例のうち、その後1ヶ月以内に宮古島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは8事例中4例であった。
 

宮古島近海と沖縄地方の最近の地震活動

宮古島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が29回であるのに対し2019年に宮古島近海における1週間平均値は28回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

宮古島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は174回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数は少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては14回目。宮古島近海では2019年に16回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計13回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が7回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が2回となっている。

宮古島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年07月20日 M5.0 震度2 宮古島近海
2020年05月27日 M5.2 震度3 宮古島近海
2017年06月03日 M5.3 震度1 宮古島近海
2017年05月30日 M5.3 震度1 宮古島近海
2017年05月09日 M5.0 震度1 宮古島近海

宮古島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

宮古島近海の過去の地震データ

1919年以降、宮古島近海で発生してきた有感地震は484回でそのうちM5.0以上であったのが66回。またM6.0以上は12回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1926年08月07日のM7.0・震度4で深さは28kmであった。

宮古島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1926年08月07日 M7.0 震度4 宮古島近海
2009年08月05日 M6.5 震度4 宮古島近海
2010年10月04日 M6.4 震度4 宮古島近海
2017年05月09日 M6.4 震度3 宮古島近海
1981年12月12日 M6.3 震度3 宮古島近海

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2014年09月18日に宮古島近海でM5.2・震度4の地震が約11kmの距離(深さ50km)で起きていた他、2014年02月06日に宮古島近海でM5.0・震度3の地震が約12kmの距離(深さ48km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1938年06月10日に約87kmの距離で発生した宮古島北西沖M7.2・震度4(深さ22km)であった。
 

沖縄地方と宮古島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在353予測。また宮古島近海など震源地別予測が現在927予測となっている。

方面別予測において現在、計353予測中、Aクラスは18予測、Bクラスは46予測、Cクラスは289予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が22予測となっている。

また震源地予測では現在、計927予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが126予測、Cクラスが771予測となっており、このうち宮古島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが8予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%前後、宮古島近海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」宮古島近海M1.8の類似8事例以後の発震傾向性

今回の宮古島近海M1.8の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた8件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

宮古島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは8事例中4例であった。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

石垣島近海 8事例中2例
種子島近海 8事例中1例
与那国島近海 8事例中1例
奄美大島近海 8事例中1例

また、アジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが8事例中2例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

マリアナ諸島 8事例中2例
 

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※画像は気象庁より。