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2020年09月10日大洋州のサモアでM5.2、2日前の浅い震源M5.4とは異なる深発地震

大洋州のサモアでM5.2、2日前の浅い震源M5.4とは異なる深発地震


 

USGSによると日本時間2020年09月10日07:55にサモアでM5.2の地震が発生した。サモアでは2日前の09月08日にもM5.4の地震が起きていたが、震源の深さが今回は300kmを超える深発地震であった。

 

サモアにおける今回の地震について

日本時間2020年09月10日07:55 M5.2 サモア(深さ約311km)

サモアでは今回の震源から西方向に約340km離れた位置で09月08日にM5.4の地震が起きていたが、今回とは異なり震源の深さが約10kmと浅かった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震19事例のうち、その後1ヶ月以内にサモアを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは19事例中10例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の19事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは19事例中3例であった。
 

今回の震源から100km以内の最近の地震活動

今回の震源から距離100km以内では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年に今回の震源から距離100km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年12月06日 M5.8 トンガ(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

2020年に今回の震源から距離100km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2020年04月14日 M4.9 ウォリス・フツナ(深さ約41km)
2020年07月20日 M4.8 サモア(深さ約44km)
2020年09月02日 M4.6 フィジー(深さ約10km)
2020年07月20日 M4.5 トンガ(深さ約48km)
 

今回の震源から100km以内の過去の地震データ

1901年以降、今回の震源から距離100km以内で発生してきたM6.0以上の地震は28回でそのうちM7.0以上であったのが0回。20世紀以降最大だったのは1991年04月06日のトンガM6.7で深さは約16kmであった。

今回の震源から100km以内で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1991年04月06日 M6.7 トンガ(深さ約16km)
2014年06月29日 M6.7 ウォリス・フツナ(深さ約18km)
1997年08月29日 M6.5 トンガ(深さ約33km)
1968年11月24日 M6.4 トンガ(深さ約25km)
1978年07月02日 M6.4 トンガ(深さ約25km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1991年04月06日にトンガでM6.7の地震が約53kmの距離(深さ16km)で起きていた他、2014年06月29日にウォリス・フツナでM6.7の地震が約54kmの距離(深さ18km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とサモアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在589予測。またサモアなど震源地別予測が現在2,034予測となっている。

方面別予測において現在、計589予測中、Aクラスは38予測、Bクラスは137予測、Cクラスは414予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が14予測、Bクラス予測が48予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,034予測中、Aクラスが41予測、Bクラスが211予測、Cクラスが1,782予測となっており、このうちサモアに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが13予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は100%以上、サモアの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」サモアM5.2の類似19事例以降の発震傾向性

今回のサモアM5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた19件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

サモアを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは19事例中10例であった。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

フィジー 19事例中3例
バヌアツ 19事例中2例
パプアニューギニア 19事例中2例
ケルマデック諸島 19事例中1例
ニュージーランド 19事例中1例
サンタクルーズ諸島 19事例中1例
マッコーリー島 19事例中1例
ソロモン諸島 19事例中1例
ニューカレドニア 19事例中1例

それ以外では南太平洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが19事例中1例であった。

南太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

東太平洋海嶺 19事例中1例

また、今回のサモアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは19事例中3例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1991年05月03日 M6.6・震度3 小笠原諸島西方沖
2000年07月30日 M6.5・震度6弱 三宅島近海(2000年新島・神津島・三宅島近海群発地震のひとつ)
2018年09月06日 M6.7・震度7 胆振地方中東部(平成30年北海道胆振東部地震)
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。