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2020年09月10日宮城県北部でM3.0・震度1、8ヶ月ぶり今年2回目の有感地震

宮城県北部でM3.0・震度1、8ヶ月ぶり今年2回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月10日12:32に宮城県北部でM3.0・震度1の地震が発生した。宮城県北部で有感地震が記録されたのは247日ぶり。今年2回目となる有感地震であった。

 

宮城県北部における今回の地震について

2020年09月10日12:32 M3.0・震度1 宮城県北部(深さ約10km)

宮城県北部で有感地震が観測されたのは2020年01月07日のM3.3・震度1以来247日ぶり。今回の震源からは約74km離れた場所で深さは76kmであった。その前は2019年11月03日のM3.3・震度1で、今回の震源から約83km離れた場所で深さは66kmであった。

今回の震源は岩手県との県境に近い宮城県の北部内陸部で、最近では2019年08月06日にM2.2・震度1の地震が約20kmの距離で起きていた。

過去、近くで記録されたM5以上地震としては1996年08月11日にM5.1・震度4、2008年06月14日にM5.7・震度5弱がそれぞれ25kmほど離れた位置で起きていた。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震20事例のうち、その後1ヶ月以内に宮城県北部を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは20事例中10例であった。
 

宮城県北部と東北地方の最近の地震活動

宮城県北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が9回であるのに対し2019年に宮城県北部における1週間平均値は15回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

宮城県北部を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は1,172回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては2回目。宮城県北部では2019年に8回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計1回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

宮城県北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2008年06月14日 M5.7 震度5弱 宮城県北部
2004年12月30日 M5.0 震度4 宮城県北部
2003年07月28日 M5.1 震度5弱 宮城県北部
2003年07月26日 M5.1 震度5弱 宮城県北部
1996年08月11日 M5.1 震度4 宮城県北部

宮城県北部を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月04日の福島県沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

宮城県北部の過去の地震データ

1919年以降、宮城県北部で発生してきた有感地震は1,013回でそのうちM5.0以上であったのが14回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1962年04月30日のM6.5・震度4(1962年宮城県北部地震)で深さは19kmであった。

宮城県北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1962年04月30日 M6.5 震度4 宮城県北部(1962年宮城県北部地震)
1993年11月27日 M5.8 震度4 宮城県北部
1996年08月11日 M5.8 震度5 宮城県北部
2008年06月14日 M5.7 震度5弱 宮城県北部
1996年08月11日 M5.6 震度5 宮城県北部

今回の震源から10km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

東北地方と宮城県北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在353予測。また宮城県北部など震源地別予測が現在927予測となっている。

方面別予測において現在、計353予測中、Aクラスは18予測、Bクラスは46予測、Cクラスは289予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が5予測、Bクラス予測が17予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計927予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが126予測、Cクラスが771予測となっており、このうち宮城県北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%前後、宮城県北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」宮城県北部M3.0の類似20事例以後の発震傾向性

今回の宮城県北部M3.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた20件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

宮城県北部を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは20事例中10例であった。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

三陸沖 20事例中4例
福島県沖 20事例中3例
青森県東方沖 20事例中2例
宮城県沖 20事例中2例
岩手県沖 20事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。