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2020年09月10日インドネシアのジャワ島南沖でM5.0の地震、07月のM7クラス地震周辺

インドネシアのジャワ島南沖でM5.0の地震、07月のM7クラス地震周辺


 

USGSによると日本時間2020年09月10日17:26にインドネシアのジャワ島南沖でM5.0の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年06月22日にインドネシアでM5.0の地震が今回の震源からは約12km離れた場所で起きていた。

 

インドネシアにおける今回の地震について

日本時間2020年09月10日17:26 M5.0 インドネシア(深さ約98km)

インドネシアでM5.0以上地震が観測されたのは2020年09月09日のM5.6以来1日ぶりで今年106回目。前回の地震は今回の震源から約2,102km離れた位置であった。その前は2020年09月09日のM5.3で、今回の震源から約2,109km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離100km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年06月21日にインドネシアでM5.0の地震が今回の震源からは約12km離れた場所で起きていた。

最近では08月15日にM5.0の地震が今回の震源から約350km東側で発生していた。また北方向に291kmの距離、ジャワ島の北沖では07月06日にM6.7のM7クラス地震が観測されていたが震源の深さは500kmを超えていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震30事例のうち、その後1ヶ月以内にインドネシアを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは30事例中21例であった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の30事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは30事例中10例であった。
 

インドネシアの最近の地震活動

インドネシアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が50回。2019年にインドネシアの1ヶ月当たり平均発生数は62.5回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

インドネシアでは2019年にM6.0以上の地震が17回発生、そのうちM7.0以上の大地震は3回であった。

2019年にインドネシアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年06月24日 M7.3 インドネシア(深さ約212km)
2019年07月14日 M7.2 インドネシア(深さ約19km)
2019年11月14日 M7.1 インドネシア(深さ約33km)
2019年07月07日 M6.9 インドネシア(深さ約35km)
2019年08月02日 M6.9 インドネシア(深さ約49km)
※海外時間(UTC)

インドネシアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が12回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にインドネシアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年08月18日 M6.9 インドネシア(深さ約26km)
2020年08月21日 M6.9 インドネシア(深さ約627km)
2020年05月06日 M6.8 インドネシア(深さ約107km)
2020年08月18日 M6.8 インドネシア(深さ約22km)
2020年07月06日 M6.7 インドネシア(深さ約529km)
 

インドネシアの過去の地震データ

1901年以降、インドネシアで発生してきたM6.0以上の地震は1,193回でそのうちM7.0以上であったのが158回。20世紀以降、過去最大だったのは2004年12月26日のM9.1で深さは約30kmであった。

インドネシアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2004年12月26日 M9.1 インドネシア(深さ約30km)
2005年03月28日 M8.6 インドネシア(深さ約30km)
2012年04月11日 M8.6 インドネシア(深さ約20km)
1938年02月01日 M8.5 インドネシア(深さ約25km)
2007年09月12日 M8.4 インドネシア(深さ約34km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1937年09月27日にインドネシアでM6.8の地震が約33kmの距離(深さ55km)で起きていた他、1926年09月10日にインドネシアでM7.1の地震が約33kmの距離(深さ35km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約100km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1926年09月10日に33kmの距離で発生したインドネシア M7.1(深さ35km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

アジアとインドネシアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在589予測。またインドネシアなど震源地別予測が現在2,034予測となっている。

方面別予測において現在、計589予測中、Aクラスは38予測、Bクラスは137予測、Cクラスは414予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が17予測、Bクラス予測が45予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,034予測中、Aクラスが41予測、Bクラスが211予測、Cクラスが1,782予測となっており、このうちインドネシアに対してはAクラスが24予測、Bクラスが33予測、Cクラスが4予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%前後、インドネシアの危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」インドネシアM5.0の類似30事例以降の発震傾向性

今回のインドネシアM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた30件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

インドネシアを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは30事例中21例であった。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

インドネシア 30事例中13例
日本 30事例中10例
フィリピン 30事例中4例
台湾 30事例中2例
中国 30事例中1例

また、今回のインドネシアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは30事例中10例であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1977年12月21日 M6.0・震度3 硫黄島近海
1983年08月26日 M6.6・震度4 大分県北部
1984年04月24日 M6.3・震度2 オホーツク海南部
1984年08月07日 M7.1・震度4 日向灘
1985年04月04日 M6.4・震度2 小笠原諸島西方沖
1985年08月12日 M6.4・震度4 福島県沖
1987年12月17日 M6.7・震度5 千葉県東方沖(千葉県東方沖地震)
1995年01月17日 M7.3・震度7 大阪湾(兵庫県南部地震)
2015年06月23日 M6.5・震度4 小笠原諸島西方沖
2015年11月14日 M7.1・震度4 薩摩半島西方沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。