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2020年09月12日岐阜県飛騨地方でM2.3・震度1、24日ぶり地震で長野・岐阜群発としては4日ぶり

岐阜県飛騨地方でM2.3・震度1、24日ぶり地震で長野・岐阜群発としては4日ぶり


 

気象庁によると2020年09月12日09:42に岐阜県飛騨地方でM2.3・震度1の地震が発生した。岐阜県飛騨地方で有感地震が記録されたのは24日ぶり。今年70回目となる有感地震であった。

 

岐阜県飛騨地方における今回の地震について

2020年09月12日09:42 M2.3・震度1 岐阜県飛騨地方(深さごく浅い)

岐阜県飛騨地方で有感地震が観測されたのは2020年08月19日のM2.3・震度1以来24日ぶり。今回の震源からは約3km離れた場所で深さは3kmであった。その前は2020年08月02日のM2.7・震度1で、今回の震源から約3km離れた場所で深さは2kmであった。

今回の震源は04月下旬から続いていた長野県中部と岐阜県飛騨地方における群発地震の震源域で、付近の有感地震としては09月08日の長野県中部M2.5・震度1以来4日ぶり。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震8事例のうち、その後1ヶ月以内に岐阜県飛騨地方を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは8事例中3例であった。
 

岐阜県飛騨地方と中部地方の最近の地震活動

岐阜県飛騨地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が57回であるのに対し2019年に岐阜県飛騨地方における1週間平均値は58回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

岐阜県飛騨地方を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は508回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては70回目。岐阜県飛騨地方では2019年に24回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計69回のうちM3.0未満だったのが42回、M3.0~3.9が21回、M4.0~4.9が5回、M5.0以上が1回となっている。

岐阜県飛騨地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年05月19日 M5.4 震度4 岐阜県飛騨地方
2011年02月27日 M5.5 震度4 岐阜県飛騨地方
2011年02月27日 M5.0 震度4 岐阜県飛騨地方
2010年08月27日 M5.2 震度2 岐阜県飛騨地方
1998年08月16日 M5.6 震度4 岐阜県飛騨地方

岐阜県飛騨地方を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月29日の長野県中部M5.3・震度4が挙げられる。
 

岐阜県飛騨地方の過去の地震データ

1919年以降、岐阜県飛騨地方で発生してきた有感地震は679回でそのうちM5.0以上であったのが12回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1931年06月02日のM6.0・震度3で深さは256kmであった。

岐阜県飛騨地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1931年06月02日 M6.0 震度3 岐阜県飛騨地方
1935年04月15日 M5.7 震度2 岐阜県飛騨地方
1998年08月16日 M5.6 震度4 岐阜県飛騨地方
2011年02月27日 M5.5 震度4 岐阜県飛騨地方
2020年05月19日 M5.4 震度4 岐阜県飛騨地方

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2020年05月19日に岐阜県飛騨地方でM5.4・震度4の地震が約3kmの距離(深さ3km)で起きていた他、1998年08月16日に岐阜県飛騨地方でM5.6・震度4の地震が約4kmの距離(深さ3km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1998年08月16日に約4kmの距離で発生した岐阜県飛騨地方M5.6・震度4(深さ3km)であった。
 

中部地方と岐阜県飛騨地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在353予測。また岐阜県飛騨地方など震源地別予測が現在927予測となっている。

方面別予測において現在、計353予測中、Aクラスは19予測、Bクラスは61予測、Cクラスは273予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が22予測となっている。

また震源地予測では現在、計927予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが132予測、Cクラスが765予測となっており、このうち岐阜県飛騨地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では中部地方の現在の危険度は100%以下、岐阜県飛騨地方の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」岐阜県飛騨地方M2.3の類似8事例以後の発震傾向性

今回の岐阜県飛騨地方M2.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた8件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

岐阜県飛騨地方を含む中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは8事例中3例であった。

中部地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

長野県中部 8事例中1例
岐阜県飛騨地方 8事例中1例
静岡県東部 8事例中1例

追記:09月12日の岐阜県飛騨地方M2.3は長野県中部M2.4に、震度は1で変わらず
 

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※画像は気象庁より。