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2020年09月12日宮城県沖でM6.1・震度4、国内2.5ヶ月ぶりのM6以上地震

宮城県沖でM6.1・震度4、国内2.5ヶ月ぶりのM6以上地震


 

気象庁によると2020年09月12日11:44に宮城県沖でM6.1・震度4の地震が発生した。宮城県沖で有感地震が記録されたのは1日ぶり。今年46回目となる有感地震であった。

 

宮城県沖における今回の地震について

2020年09月12日11:44 M6.1・震度4 宮城県沖(深さ約40km)

宮城県沖で有感地震が観測されたのは前日09月11日11:13のM4.2・震度1以来1日ぶり。その前は09月05日のM3.9・震度1であった。

日本国内でM6以上の地震が観測されたのは06月25日の千葉県東方沖M6.1・震度5弱以来2.5ヶ月ぶり、宮城県沖におけるM6以上地震としては04月20日のM6.2・震度4以来5ヶ月ぶりであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震30事例のうち、その後1ヶ月以内に宮城県沖を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは30事例中13例であった。
 

宮城県沖と東北地方の最近の地震活動

宮城県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が190回であるのに対し2019年に宮城県沖における1週間平均値は167回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

宮城県沖を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は1,189回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては46回目。宮城県沖では2019年に98回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計45回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が32回、M4.0~4.9が10回、M5.0以上が2回となっている。

宮城県沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年05月18日 M5.2 震度4 宮城県沖
2020年04月20日 M6.2 震度4 宮城県沖
2018年10月26日 M5.7 震度4 宮城県沖
2018年09月19日 M5.0 震度3 宮城県沖
2018年03月23日 M5.1 震度4 宮城県沖

宮城県沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月04日の福島県沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

宮城県沖の過去の地震データ

1919年以降、宮城県沖で発生してきた有感地震は4,375回でそのうちM5.0以上であったのが270回。またM6.0以上は47回でM7.0以上の大地震は7回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1936年11月03日のM7.4・震度5(1936年宮城県沖地震)で深さは61kmであった。

宮城県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1936年11月03日 M7.4 震度5 宮城県沖(1936年宮城県沖地震)
1978年06月12日 M7.4 震度5 宮城県沖(1978年宮城県沖地震)
2005年08月16日 M7.2 震度6弱 宮城県沖(2005年宮城県沖地震)
2011年04月07日 M7.2 震度6強 宮城県沖
1933年06月19日 M7.1 震度4 宮城県沖

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1994年08月14日に宮城県沖でM6.0・震度4の地震が約2kmの距離(深さ42km)で起きていた他、1953年12月07日に宮城県沖でM6.4・震度3の地震が約4kmの距離(深さ42km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2015年05月13日に約31kmの距離で発生した宮城県沖M6.8・震度5強(深さ46km)であった。
 

東北地方と宮城県沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在353予測。また宮城県沖など震源地別予測が現在927予測となっている。

方面別予測において現在、計353予測中、Aクラスは19予測、Bクラスは61予測、Cクラスは273予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が5予測、Bクラス予測が21予測、Cクラス予測が7予測となっている。

また震源地予測では現在、計927予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが132予測、Cクラスが765予測となっており、このうち宮城県沖に対してはAクラスが0予測、Bクラスが9予測、Cクラスが18予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%前後、宮城県沖の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」宮城県沖M6.1の類似30事例以後の発震傾向性

今回の宮城県沖M6.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた30件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

宮城県沖を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは30事例中13例であった。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

宮城県沖 30事例中7例
三陸沖 30事例中6例
青森県東方沖 30事例中4例
福島県沖 30事例中3例
岩手県沖 30事例中2例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが30事例中6例であった。

関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

関東東方沖 30事例中3例
茨城県沖 30事例中2例
千葉県東方沖 30事例中2例
房総半島南方沖 30事例中1例
栃木県北部 30事例中1例
茨城県北部 30事例中1例
千葉県北東部 30事例中1例

追記:09月12日の宮城県沖M6.1は地震の規模がM6.2に、震度は4で変わらず
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。