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2020年09月13日青森県東方沖でM4.7・震度2、31日ぶり今年14回目の有感地震

青森県東方沖でM4.7・震度2、31日ぶり今年14回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月13日19:44に青森県東方沖でM4.7・震度2の地震が発生した。青森県東方沖で有感地震が記録されたのは31日ぶり。今年14回目となる有感地震であった。

 

青森県東方沖における今回の地震について

2020年09月13日19:44 M4.7・震度2 青森県東方沖(深さ約20km)

青森県東方沖で有感地震が観測されたのは2020年08月13日のM4.3・震度1以来31日ぶり。今回の震源からは約55km離れた場所で深さは35kmであった。その前は2020年07月13日のM4.9・震度2で、今回の震源から約32km離れた場所で深さは31kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震14事例のうち、その後1ヶ月以内に青森県東方沖を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは14事例中3例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりは少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の千島海溝における繋がりは14事例中5例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度、関東地方における繋がりは14事例中4例で平均発生頻度1に対し1.0で通常程度という結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

青森県東方沖と東北地方の最近の地震活動

青森県東方沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が41回であるのに対し2019年に青森県東方沖における1週間平均値は22回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

青森県東方沖を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は1,294回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては14回目。青森県東方沖では2019年に36回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は4回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計13回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が7回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が2回となっている。

青森県東方沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年04月30日 M5.3 震度3 青森県東方沖
2020年04月24日 M5.2 震度3 青森県東方沖
2019年12月19日 M5.5 震度5弱 青森県東方沖
2019年09月07日 M5.0 震度3 青森県東方沖
2019年08月29日 M6.1 震度3 青森県東方沖

青森県東方沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月04日の福島県沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

青森県東方沖の過去の地震データ

1919年以降、青森県東方沖で発生してきた有感地震は1,652回でそのうちM5.0以上であったのが356回。またM6.0以上は58回でM7.0以上の大地震は4回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1968年05月16日のM7.9・震度5(1968年十勝沖地震)で深さは0kmであった。

青森県東方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1968年05月16日 M7.9 震度5 青森県東方沖(1968年十勝沖地震)
1968年05月16日 M7.5 震度5 青森県東方沖
1943年06月13日 M7.1 震度4 青森県東方沖
1945年02月10日 M7.1 震度5 青森県東方沖
1922年12月09日 M6.8 震度3 青森県東方沖

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1936年01月30日に青森県東方沖でM5.3・震度1の地震が約7kmの距離(深さ54km)で起きていた他、1960年01月17日に青森県東方沖でM5.5・震度2の地震が約8kmの距離(深さ24km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1960年01月17日に約8kmの距離で発生した青森県東方沖M5.5・震度2(深さ24km)であった。
 

東北地方と青森県東方沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在359予測。また青森県東方沖など震源地別予測が現在975予測となっている。

方面別予測において現在、計359予測中、Aクラスは19予測、Bクラスは59予測、Cクラスは281予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が5予測、Bクラス予測が21予測、Cクラス予測が7予測となっている。

また震源地予測では現在、計975予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが128予測、Cクラスが817予測となっており、このうち青森県東方沖に対してはAクラスが0予測、Bクラスが6予測、Cクラスが16予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%以上、青森県東方沖の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」青森県東方沖M4.7の類似14事例以後の発震傾向性

今回の青森県東方沖M4.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた14件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

青森県東方沖を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは14事例中3例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりは少ないと言える。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

青森県東方沖 14事例中3例
三陸沖 14事例中2例
岩手県沖 14事例中1例

また、千島海溝で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが14事例中5例、関東地方では14事例中4例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の千島海溝における繋がりは14事例中5例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度、関東地方における繋がりは14事例中4例で平均発生頻度1に対し1.0で通常程度という結果であった。

千島海溝及び関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

千島列島 14事例中2例
北海道東方沖 14事例中2例
根室半島南東沖 14事例中1例
国後島付近 14事例中1例
十勝沖 14事例中1例
択捉島南東沖 14事例中1例
千島列島東方 14事例中1例

茨城県沖 14事例中3例
関東東方沖 14事例中1例
茨城県南部 14事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。