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2020年09月13日サハリンでM5.0、サハリンでM5.0、2000年08月M6.8地震の震源付近

ロシアのサハリンでM5.0、2000年08月M6.8地震の震源付近


 

USGSによると日本時間2020年09月13日22:42にロシアのサハリンでM5.0の地震が発生した。今回の震源周辺では2019年07月09日にM5.5の地震が南東側約350km離れた位置で発生していた。

 

サハリンにおける今回の地震について

日本時間2020年09月13日22:42 M5.0 サハリン(深さ約10km)

サハリンでは今年、M5.0以上の地震は観測されていない。

今回の震源周辺では2019年07月09日にM5.5の地震が南東側約350km離れた位置で発生していた。また過去には2000年08月04日に約23kmとごく近い位置でM6.8のM7クラス地震が同程度の深さで起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震34事例のうち、その後1ヶ月以内にサハリンを含むロシアでM7クラス以上の地震が起きていたのは34事例中2例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降にロシアで発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、ロシアへの繋がりは少ないと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは34事例中24例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度、北太平洋における繋がりは34事例中4例で平均発生頻度1に対し0.9で通常程度という結果であった。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の34事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは34事例中11例であった。これは通常時の1に対し1.4でやや多いと言える。
 

サハリンの最近の地震活動

サハリンにおける最近の地震発生状況は、直近の1ヶ月間でM4.5以上地震は発生していないが、2019年のサハリンの1ヶ月当たり平均発生数は1回以下であった。

サハリンでは2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年にサハリンで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年07月09日 M5.5 サハリン(深さ約436km)
※海外時間(UTC)

サハリンでは2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。
 

サハリンの過去の地震データ

1901年以降、サハリンで発生してきたM6.0以上の地震は20回でそのうちM7.0以上であったのが5回。20世紀以降、過去最大だったのは1971年09月05日のM7.3で深さは約18kmであった。

サハリンで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1971年09月05日 M7.3 サハリン(深さ約18km)
1994年07月21日 M7.3 サハリン(深さ約471km)
1990年05月12日 M7.2 サハリン(深さ約606km)
1995年05月27日 M7.1 サハリン(深さ約11km)
1939年04月21日 M7.0 サハリン(深さ約530km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約300km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2000年08月04日にサハリンでM6.8の地震が約23kmの距離(深さ10km)で起きていた他、1990年05月12日にサハリンでM7.2の地震が約26kmの距離(深さ606km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約300km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1971年09月05日に238kmの距離で発生したサハリン M7.3(深さ18km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

ロシアとサハリンにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はロシアなど方面別予測が現在638予測。またサハリンなど震源地別予測が現在2,272予測となっている。

方面別予測において現在、計638予測中、Aクラスは42予測、Bクラスは143予測、Cクラスは453予測。このうちロシアに対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が2予測、Cクラス予測が61予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,272予測中、Aクラスが44予測、Bクラスが224予測、Cクラスが2,004予測となっており、このうちサハリンに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが14予測となっている。

通常時との比較ではロシアの現在の危険度は100%以下、サハリンの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」サハリンM5.0の類似34事例以降の発震傾向性

今回のサハリンM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた34件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

サハリンを含むロシアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは34事例中2例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降にロシアで発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、ロシアへの繋がりは少ないと言える。

ロシアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

ロシア 34事例中1例
千島列島 34事例中1例
オホーツク海 34事例中1例

それ以外ではアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが34事例中24例、北太平洋では34事例中4例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは34事例中24例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度、北太平洋における繋がりは34事例中4例で平均発生頻度1に対し0.9で通常程度という結果であった。

アジア及び北太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

インドネシア 34事例中13例
日本 34事例中11例
フィリピン 34事例中3例
ミャンマー 34事例中2例
台湾 34事例中1例
マリアナ諸島 34事例中1例
バリ海 34事例中1例
グアム 34事例中1例

アリューシャン列島 34事例中4例

また、今回のサハリンにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは34事例中11例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し1.4でやや多いという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1988年09月07日 M6.4・震度2 本州南方沖
1990年09月24日 M6.6・震度3 東海道南方沖
1991年05月03日 M6.6・震度3 小笠原諸島西方沖
2000年08月06日 M7.2・震度4 小笠原諸島西方沖
2004年05月30日 M6.7・震度1 関東東方沖
2005年03月20日 M7.0・震度6弱 福岡県北西沖(福岡県西方沖地震)
2010年03月14日 M6.7・震度5弱 福島県沖
2010年11月30日 M7.1・震度3 小笠原諸島西方沖
2011年03月09日 M7.3・震度5弱 三陸沖
2012年01月01日 M7.0・震度4 鳥島近海
2014年07月12日 M7.0・震度4 福島県沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。