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2020年09月14日茨城県沖でM3.6・震度2、2日前の前回地震に近い位置

茨城県沖でM3.6・震度2、2日前の前回地震に近い位置


 

気象庁によると2020年09月14日18:10に茨城県沖でM3.6・震度2の地震が発生した。茨城県沖で有感地震が記録されたのは2日ぶり。今年36回目となる有感地震であった。

 

茨城県沖における今回の地震について

2020年09月14日18:10 M3.6・震度2 茨城県沖(深さ約50km)

茨城県沖で有感地震が観測されたのは2020年09月12日のM4.0・震度3以来2日ぶり。今回の震源からは約2km離れた場所で深さは54kmであった。その前は2020年09月10日のM4.1・震度3で、今回の震源から約4km離れた場所で深さは19kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内に茨城県沖を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは50事例中9例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.6に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりは少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは50事例中16例で平均発生頻度1に対し0.4と少ない、伊豆・小笠原における繋がりは50事例中14例で平均発生頻度1に対し1.0で通常程度という結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

茨城県沖と関東地方の最近の地震活動

茨城県沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が152回であるのに対し2019年に茨城県沖における1週間平均値は104回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

茨城県沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は591回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては36回目。茨城県沖では2019年に54回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計35回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が14回、M4.0~4.9が16回、M5.0以上が4回となっている。

茨城県沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年09月07日 M5.2 震度3 茨城県沖
2020年08月06日 M5.6 震度3 茨城県沖
2020年05月11日 M5.8 震度3 茨城県沖
2020年02月06日 M5.7 震度2 茨城県沖
2019年02月18日 M5.0 震度1 茨城県沖

茨城県沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖M5.2・震度3が挙げられる。
 

茨城県沖の過去の地震データ

1919年以降、茨城県沖で発生してきた有感地震は4,478回でそのうちM5.0以上であったのが558回。またM6.0以上は82回でM7.0以上の大地震は6回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年03月11日のM7.6・震度6強で深さは43kmであった。

茨城県沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年03月11日 M7.6 震度6強 茨城県沖
1924年08月15日 M7.2 震度5 茨城県沖
1923年06月02日 M7.1 震度4 茨城県沖
1938年05月23日 M7.0 震度5 茨城県沖
1982年07月23日 M7.0 震度4 茨城県沖

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1925年01月22日に茨城県沖でM5.5・震度4の地震が約2kmの距離(深さ31km)で起きていた他、1934年05月31日に茨城県沖でM5.8・震度4の地震が約3kmの距離(深さ61km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1930年06月01日に約19kmの距離で発生した茨城県北部M6.5・震度5(深さ54km)であった。
 

関東地方と茨城県沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在364予測。また茨城県沖など震源地別予測が現在1011予測となっている。

方面別予測において現在、計364予測中、Aクラスは19予測、Bクラスは61予測、Cクラスは284予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が4予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計1011予測中、Aクラスが31予測、Bクラスが132予測、Cクラスが848予測となっており、このうち茨城県沖に対してはAクラスが5予測、Bクラスが6予測、Cクラスが15予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%前後、茨城県沖の危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」茨城県沖M3.6の類似50事例以後の発震傾向性

今回の茨城県沖M3.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

茨城県沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中9例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.6に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりは少ないと言える。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

茨城県沖 50事例中6例
関東東方沖 50事例中2例
埼玉県南部 50事例中1例
茨城県南部 50事例中1例
千葉県東方沖 50事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが50事例中16例、伊豆・小笠原では50事例中14例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは50事例中16例で平均発生頻度1に対し0.4と少ない、伊豆・小笠原における繋がりは50事例中14例で平均発生頻度1に対し1.0で通常程度という結果であった。

東北地方及び伊豆・小笠原で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

福島県沖 50事例中7例
三陸沖 50事例中4例
青森県東方沖 50事例中3例
岩手県内陸南部 50事例中1例
宮城県沖 50事例中1例
岩手県沿岸北部 50事例中1例
秋田県内陸南部 50事例中1例

鳥島近海 50事例中5例
小笠原諸島西方沖 50事例中4例
八丈島東方沖 50事例中3例
父島近海 50事例中1例
硫黄島近海 50事例中1例
伊豆大島近海 50事例中1例
三宅島近海 50事例中1例
 

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※画像は気象庁より。