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2020年09月16日島根県西部でM2.6・震度1、1963年にM5超え地震連発した震源付近

島根県西部でM2.6・震度1、1963年にM5超え地震連発した震源付近


 

気象庁によると2020年09月16日23:19に島根県西部でM2.6・震度1の地震が発生した。島根県西部で有感地震が記録されたのは12日ぶり。今年5回目となる有感地震であった。

 

島根県西部における今回の地震について

2020年09月16日23:19 M2.6・震度1 島根県西部(深さ約10km)

島根県西部で有感地震が観測されたのは2020年09月05日のM2.8・震度1以来12日ぶり。今回の震源からは約25km離れた場所で深さは9kmであった。その前は2020年07月10日のM2.8・震度1で、今回の震源から約20km離れた場所で深さは10kmであった。

今回の震源付近では1963年03月31日と04月01日にM5.1とM5.0の地震が相次いで発生していた。震源の距離はいずれも今回から約2~3kmと近く、深さも10km台と同程度であった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震18事例のうち、その後1ヶ月以内に島根県西部を含む中国地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

島根県西部と中国地方の最近の地震活動

島根県西部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が15回であるのに対し2019年に島根県西部における1週間平均値は25回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

島根県西部を含む中国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は114回で、2019年に中国地方で記録された地震数は1週間当たり131回であったので、中国地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては5回目。島根県西部では2019年に7回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計4回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

島根県西部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2018年04月09日 M6.1 震度5強 島根県西部
1963年04月01日 M5.0 震度3 島根県西部
1963年03月31日 M5.1 震度3 島根県西部
1950年08月22日 M5.2 震度2 島根県西部
1944年08月03日 M5.1 震度3 島根県西部

島根県西部を含む中国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

島根県西部の過去の地震データ

1919年以降、島根県西部で発生してきた有感地震は161回でそのうちM5.0以上であったのが8回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2018年04月09日のM6.1・震度5強で深さは12kmであった。

島根県西部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2018年04月09日 M6.1 震度5強 島根県西部
1923年11月27日 M5.2 震度1 島根県西部
1943年08月08日 M5.2 震度3 島根県西部
1950年08月22日 M5.2 震度2 島根県西部
1944年08月03日 M5.1 震度3 島根県西部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1963年04月01日に島根県西部でM5.0・震度3の地震が約2kmの距離(深さ17km)で起きていた他、1963年03月31日に島根県西部でM5.1・震度3の地震が約3kmの距離(深さ12km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1963年03月31日に約3kmの距離で発生した島根県西部M5.1・震度3(深さ12km)であった。
 

中国地方と島根県西部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中国地方など方面別予測が現在351予測。また島根県西部など震源地別予測が現在987予測となっている。

方面別予測において現在、計351予測中、Aクラスは18予測、Bクラスは60予測、Cクラスは273予測。このうち中国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が10予測となっている。

また震源地予測では現在、計987予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが129予測、Cクラスが828予測となっており、このうち島根県西部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では中国地方の現在の危険度は100%以下、島根県西部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」島根県西部M2.6の類似18事例以後の発震傾向性

今回の島根県西部M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、島根県西部を含む中国地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

また、日本海沖合で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが18事例中2例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の日本海沖合における繋がりは18事例中2例で平均発生頻度1に対し3.5と多いと言える。

日本海沖合で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

日本海北部 18事例中2例
 

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※画像は気象庁より。