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2020年09月17日茨城県北部でM4.3・震度3の地震、震度3以上の揺れは3.5ヶ月ぶり

茨城県北部でM4.3・震度3の地震、震度3以上の揺れは3.5ヶ月ぶり


 

気象庁によると2020年09月17日14:00に茨城県北部でM4.3・震度3の地震が発生した。茨城県北部で有感地震が記録されたのは前日以来。今年29回目となる有感地震であった。

 

茨城県北部における今回の地震について

2020年09月17日14:00 M4.3・震度3 茨城県北部(深さ約60km)

茨城県北部で有感地震が観測されたのは2020年09月16日のM2.6・震度1以来1日ぶり。その前は2020年09月12日のM3.2・震度で今回の震源からは約25km離れた場所で深さは9kmであった。

茨城県北部を震源とする地震が震度3以上を記録したのは06月01日のM5.2・震度4以来3.5ヶ月ぶり。

今回の震源付近では1930年06月01日にM6.5・震度5のM7クラス地震が深さ54kmと同程度で発生していた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震47事例のうち、その後1ヶ月以内に茨城県北部を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは47事例中9例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.6に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりは少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは47事例中19例で平均発生頻度1に対し0.8とやや少ないと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

茨城県北部と関東地方の最近の地震活動

茨城県北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が91回であるのに対し2019年に茨城県北部における1週間平均値は160回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

茨城県北部を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は546回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては29回目。茨城県北部では2019年に39回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計28回のうちM3.0未満だったのが11回、M3.0~3.9が16回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が1回となっている。

茨城県北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年06月01日 M5.2 震度4 茨城県北部
2019年06月17日 M5.1 震度4 茨城県北部
2017年08月02日 M5.5 震度4 茨城県北部
2016年12月28日 M6.3 震度6弱 茨城県北部
2016年07月27日 M5.4 震度5弱 茨城県北部

茨城県北部を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖M5.2・震度3が挙げられる。
 

茨城県北部の過去の地震データ

1919年以降、茨城県北部で発生してきた有感地震は2,193回でそのうちM5.0以上であったのが39回、M6.0以上が4回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1924年09月18日のM6.5・震度4で深さは49kmであった。

茨城県北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1924年09月18日 M6.5 震度4 茨城県北部
1930年06月01日 M6.5 震度5 茨城県北部
2016年12月28日 M6.3 震度6弱 茨城県北部
2011年03月19日 M6.1 震度5強 茨城県北部
1924年09月18日 M5.6 震度3 茨城県北部

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1952年08月16日に茨城県北部でM5.4・震度4の地震が約1kmの距離(深さ51km)で起きていた他、1966年02月18日に茨城県北部でM5.1・震度4の地震が約2kmの距離(深さ48km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1930年06月01日に約10kmの距離で発生した茨城県北部M6.5・震度5(深さ54km)であった。
 

関東地方と茨城県北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在351予測。また茨城県北部など震源地別予測が現在987予測となっている。

方面別予測において現在、計351予測中、Aクラスは18予測、Bクラスは60予測、Cクラスは273予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が4予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計987予測中、Aクラスが30予測、Bクラスが129予測、Cクラスが828予測となっており、このうち茨城県北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが4予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%前後、茨城県北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」茨城県北部M4.3の類似47事例以後の発震傾向性

今回の茨城県北部M4.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた47件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

茨城県北部を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは47事例中9例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.6に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりは少ないと言える。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

茨城県沖 47事例中3例
千葉県東方沖 47事例中3例
茨城県南部 47事例中2例
栃木県北部 47事例中1例
千葉県北東部 47事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが47事例中19例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは47事例中19例で平均発生頻度1に対し0.8とやや少ないと言える。

東北地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

福島県沖 47事例中9例
三陸沖 47事例中8例
青森県東方沖 47事例中4例
宮城県沖 47事例中2例
岩手県沖 47事例中2例
福島県会津 47事例中1例
秋田県沿岸北部 47事例中1例
青森県三八上北地方 47事例中1例
岩手県内陸南部 47事例中1例
 

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※画像は気象庁より。