• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年09月18日千葉県東方沖でM2.5・震度1、日本国内で24時間ぶりの有感地震

千葉県東方沖でM2.5・震度1、日本国内で24時間ぶりの有感地震


 

気象庁によると2020年09月18日20:17に千葉県東方沖でM2.5・震度1の地震が発生した。千葉県東方沖で有感地震が記録されたのは3日ぶり。今年34回目となる有感地震であった。

 

千葉県東方沖における今回の地震について

2020年09月18日20:17 M2.5・震度1 千葉県東方沖(深さ約30km)

千葉県東方沖で有感地震が観測されたのは2020年09月15日のM4.4・震度2以来3日ぶり。今回の震源からは約56km離れた場所で深さは12kmであった。その前は2020年08月29日のM3.3・震度1で、今回の震源から約36km離れた場所で深さは50kmであった。

今回の地震は日本国内における有感地震としては09月17日20:01に岩手県沖で発生していたM3.3・震度1以来24時間ぶりであった。24時間以上の有感地震空白は08月22日から23日にかけて以来およそ1ヶ月ぶり。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震41事例のうち、その後1ヶ月以内に千葉県東方沖を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは41事例中7例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりはやや少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは41事例中23例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度、伊豆・小笠原における繋がりは41事例中15例で平均発生頻度1に対し1.7で多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

千葉県東方沖と関東地方の最近の地震活動

千葉県東方沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が65回であるのに対し2019年に千葉県東方沖における1週間平均値は50回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

千葉県東方沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は517回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては34回目。千葉県東方沖では2019年に30回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計33回のうちM3.0未満だったのが5回、M3.0~3.9が16回、M4.0~4.9が9回、M5.0以上が3回となっている。

千葉県東方沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年06月25日 M6.1 震度5弱 千葉県東方沖
2020年02月01日 M5.0 震度3 千葉県東方沖
2020年01月03日 M5.8 震度4 千葉県東方沖
2019年07月25日 M5.1 震度3 千葉県東方沖
2019年01月29日 M5.2 震度2 千葉県東方沖

千葉県東方沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖M5.2・震度3が挙げられる。
 

千葉県東方沖の過去の地震データ

1919年以降、千葉県東方沖で発生してきた有感地震は1,997回でそのうちM5.0以上であったのが202回、M6.0以上が31回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1923年09月02日のM6.9・震度5で深さは27kmであった。

千葉県東方沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1923年09月02日 M6.9 震度5 千葉県東方沖
1923年06月02日 M6.8 震度5 千葉県東方沖
1987年12月17日 M6.7 震度5 千葉県東方沖(千葉県東方沖地震)
1937年10月17日 M6.6 震度4 千葉県東方沖
1954年07月18日 M6.4 震度4 千葉県東方沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1987年12月17日に千葉県東方沖でM6.7・震度5の地震が約2kmの距離(深さ58km)で起きていた他、1923年09月02日に千葉県東方沖でM5.2・震度1の地震が約4kmの距離(深さ11km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1987年12月17日に約2kmの距離で発生した千葉県東方沖M6.7・震度5(深さ58km)であった。
 

関東地方と千葉県東方沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在330予測。また千葉県東方沖など震源地別予測が現在951予測となっている。

方面別予測において現在、計330予測中、Aクラスは17予測、Bクラスは56予測、Cクラスは257予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が4予測、Cクラス予測が22予測となっている。

また震源地予測では現在、計951予測中、Aクラスが28予測、Bクラスが118予測、Cクラスが805予測となっており、このうち千葉県東方沖に対してはAクラスが1予測、Bクラスが2予測、Cクラスが12予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%前後、千葉県東方沖の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」千葉県東方沖M2.5の類似41事例以後の発震傾向性

今回の千葉県東方沖M2.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた41件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

千葉県東方沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは41事例中7例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりはやや少ないと言える。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

茨城県沖 41事例中5例
千葉県東方沖 41事例中2例
関東東方沖 41事例中2例
茨城県北部 41事例中2例
千葉県北西部 41事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが41事例中23例、伊豆・小笠原では41事例中15例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは41事例中23例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度、伊豆・小笠原における繋がりは41事例中15例で平均発生頻度1に対し1.7で多いという結果であった。

東北地方及び伊豆・小笠原で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

福島県沖 41事例中12例
三陸沖 41事例中8例
宮城県沖 41事例中5例
岩手県沖 41事例中2例
岩手県内陸南部 41事例中2例
秋田県沖 41事例中1例
青森県西方沖 41事例中1例
青森県東方沖 41事例中1例
宮城県北部 41事例中1例
福島県浜通り 41事例中1例

硫黄島近海 41事例中6例
鳥島近海 41事例中4例
小笠原諸島西方沖 41事例中4例
父島近海 41事例中3例
八丈島東方沖 41事例中2例
伊豆大島近海 41事例中1例
伊豆半島東方沖 41事例中1例
新島・神津島近海 41事例中1例
三宅島近海 41事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。