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2020年09月20日ミャンマーでM5.0、157日ぶり今年2回目のM5以上地震

ミャンマーでM5.0、157日ぶり今年2回目のM5以上地震


 

USGSによると日本時間2020年09月20日10:59にミャンマーでM5.0の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月27日にインドでM5.4の地震が今回の震源からは約54km離れた場所で起きていた。

 

ミャンマーにおける今回の地震について

日本時間2020年09月20日10:59 M5.0 ミャンマー(深さ約57km)

ミャンマーでM5.0以上地震が観測されたのは2020年04月16日のM5.9以来157日ぶりで今年2回目。前回の地震は今回の震源から約39km離れた位置であった。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源から距離100km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年08月27日にインドでM5.4の地震が今回の震源からは約54km離れた場所で起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震42事例のうち、その後1ヶ月以内にミャンマーを含むアジアでM7クラス以上の地震が起きていたのは42事例中24例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降にアジアで発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.0に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、アジアへの繋がりは通常程度と言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のインド洋における繋がりは42事例中2例で平均発生頻度1に対し0.9と通常程度と言える。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の42事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは42事例中10例であった。これは通常時の1に対し1.0で通常程度と言える。
 

ミャンマーの最近の地震活動

ミャンマーにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が1回。2019年にミャンマーの1ヶ月当たり平均発生数は1.7回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

ミャンマーでは2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年にミャンマーで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年04月16日 M5.9 ミャンマー(深さ約10km)
2020年01月23日 M4.9 ミャンマー(深さ約32km)
2020年08月31日 M4.9 ミャンマー(深さ約124km)
2020年03月04日 M4.8 ミャンマー(深さ約10km)
2020年06月14日 M4.8 ミャンマー(深さ約64km)
 

ミャンマーの過去の地震データ

1901年以降、ミャンマーで発生してきたM6.0以上の地震は70回でそのうちM7.0以上であったのが14回。20世紀以降、過去最大だったのは1946年09月12日のM8.0で深さは約15kmであった。

ミャンマーで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1946年09月12日 M8.0 ミャンマー(深さ約15km)
1988年11月06日 M7.7 ミャンマー(深さ約18km)
1931年01月27日 M7.6 ミャンマー(深さ約15km)
1912年05月23日 M7.5 ミャンマー(深さ約15km)
1930年05月05日 M7.5 ミャンマー(深さ約35km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1938年08月16日にミャンマーでM7.0の地震が約30kmの距離(深さ75km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

アジアとミャンマーにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在696予測。またミャンマーなど震源地別予測が現在2,674予測となっている。

方面別予測において現在、計696予測中、Aクラスは42予測、Bクラスは165予測、Cクラスは489予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が18予測、Bクラス予測が52予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,674予測中、Aクラスが49予測、Bクラスが248予測、Cクラスが2,377予測となっており、このうちミャンマーに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが24予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%以上、ミャンマーの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ミャンマーM5.0の類似42事例以降の発震傾向性

今回のミャンマーM5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた42件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

ミャンマーを含むアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは42事例中24例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降にアジアで発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.0に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、アジアへの繋がりは通常程度と言える。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

インドネシア 42事例中14例
日本 42事例中10例
フィリピン 42事例中5例
中国 42事例中2例
グアム 42事例中2例
ミャンマー 42事例中1例
インド 42事例中1例
マリアナ諸島 42事例中1例

それ以外ではインド洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが42事例中2例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のインド洋における繋がりは42事例中2例で平均発生頻度1に対し0.9と通常程度と言える。

インド洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

南西インド洋海嶺 42事例中1例
アンダマン諸島 42事例中1例

また、今回のミャンマーにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは42事例中10例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し1.0で通常程度という結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1978年03月07日 M7.2・震度4 東海道南方沖
1986年02月04日 M6.6・震度2 小笠原諸島西方沖
1993年08月07日 M6.3・震度2 沖縄本島北西沖
2000年03月28日 M7.9・震度3 硫黄島近海
2001年03月24日 M6.7・震度6弱 安芸灘(芸予地震)
2009年08月09日 M6.8・震度4 東海道南方沖
2011年04月07日 M7.2・震度6強 宮城県沖
2012年01月01日 M7.0・震度4 鳥島近海
2015年02月17日 M6.9・震度4 三陸沖
2016年11月22日 M7.4・震度5弱 福島県沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。