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2020年09月20日千葉県南東沖でM4.5・震度2、M5クラス地震は11ヶ月ぶり

千葉県南東沖でM4.5・震度2、M5クラス地震は11ヶ月ぶり


 

気象庁によると2020年09月20日19:48に千葉県南東沖でM4.5・震度2の地震が発生した。千葉県南東沖で有感地震が記録されたのは79日ぶり。今年2回目となる有感地震であった。

 

千葉県南東沖における今回の地震について

2020年09月20日19:48 M4.5・震度2 千葉県南東沖(深さ約80km)

千葉県南東沖で有感地震が観測されたのは2020年07月03日のM4.0・震度1以来79日ぶり。今回の震源からは約34km離れた場所で深さは65kmであった。その前は2019年10月12日のM5.4・震度4で、今回の震源から約57km離れた場所で深さは75kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震33事例のうち、その後1ヶ月以内に千葉県南東沖を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは33事例中4例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりはやや少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは33事例中12例で平均発生頻度1に対し0.6と少ない、伊豆・小笠原における繋がりは33事例中9例で平均発生頻度1に対し1.0で通常程度という結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

千葉県南東沖と関東地方の最近の地震活動

千葉県南東沖で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が28回であるのに対し2019年に千葉県南東沖における1週間平均値は15回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

千葉県南東沖を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は522回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては2回目。千葉県南東沖では2019年に14回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

千葉県南東沖における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年10月12日 M5.4 震度4 千葉県南東沖
2019年06月24日 M5.2 震度4 千葉県南東沖
2011年02月05日 M5.2 震度4 千葉県南東沖
2008年02月10日 M5.0 震度3 千葉県南東沖
2006年10月14日 M5.1 震度4 千葉県南東沖

千葉県南東沖を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖M5.2・震度3が挙げられる。
 

千葉県南東沖の過去の地震データ

1919年以降、千葉県南東沖で発生してきた有感地震は396回でそのうちM5.0以上であったのが48回。またM6.0以上は4回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1923年09月02日のM7.3・震度5で深さは14kmであった。

千葉県南東沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1923年09月02日 M7.3 震度5 千葉県南東沖
1986年06月24日 M6.4 震度4 千葉県南東沖
1923年09月01日 M6.2 震度3 千葉県南東沖
1936年10月26日 M6.0 震度4 千葉県南東沖
1926年08月07日 M5.9 震度3 千葉県南東沖

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1988年10月28日に千葉県南東沖でM5.0・震度3の地震が約9kmの距離(深さ76km)で起きていた他、1988年02月03日に千葉県南東沖でM5.0・震度3の地震が約13kmの距離(深さ74km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1923年09月01日に約16kmの距離で発生した千葉県南東沖M6.2・震度3(深さ19km)であった。
 

関東地方と千葉県南東沖における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在335予測。また千葉県南東沖など震源地別予測が現在1007予測となっている。

方面別予測において現在、計335予測中、Aクラスは18予測、Bクラスは54予測、Cクラスは263予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が4予測、Cクラス予測が22予測となっている。

また震源地予測では現在、計1007予測中、Aクラスが29予測、Bクラスが120予測、Cクラスが858予測となっており、このうち千葉県南東沖に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが3予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%前後、千葉県南東沖の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」千葉県南東沖M4.5の類似33事例以後の発震傾向性

今回の千葉県南東沖M4.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた33件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

千葉県南東沖を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは33事例中4例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりはやや少ないと言える。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

茨城県沖 33事例中4例
関東東方沖 33事例中2例
神奈川県西部 33事例中1例
千葉県北東部 33事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが33事例中12例、伊豆・小笠原では33事例中9例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは33事例中12例で平均発生頻度1に対し0.6と少ない、伊豆・小笠原における繋がりは33事例中9例で平均発生頻度1に対し1.0で通常程度という結果であった。

東北地方及び伊豆・小笠原で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

三陸沖 33事例中5例
福島県沖 33事例中4例
青森県東方沖 33事例中3例
岩手県沖 33事例中2例
宮城県沖 33事例中1例
山形県沖 33事例中1例

鳥島近海 33事例中4例
小笠原諸島西方沖 33事例中2例
八丈島東方沖 33事例中2例
硫黄島近海 33事例中1例
伊豆大島近海 33事例中1例
父島近海 33事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。