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2020年09月23日沖縄本島近海でM3.6・震度1、15日ぶり今年26回目の有感地震

沖縄本島近海でM3.6・震度1、15日ぶり今年26回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月23日16:10に沖縄本島近海でM3.6・震度1の地震が発生した。沖縄本島近海で有感地震が記録されたのは15日ぶり。今年26回目となる有感地震であった。

 

沖縄本島近海における今回の地震について

2020年09月23日16:10 M3.6・震度1 沖縄本島近海(深さ約40km)

沖縄本島近海で有感地震が観測されたのは2020年09月08日のM4.7・震度2以来15日ぶり。今回の震源からは約67km離れた場所で深さは61kmであった。その前は2020年09月06日のM3.4・震度1で、今回の震源から約109km離れた場所で深さは52kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震14事例のうち、その後1ヶ月以内に沖縄本島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは14事例中3例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.6に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりはやや少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の九州地方における繋がりは14事例中2例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度、アジアにおける繋がりは14事例中3例で平均発生頻度1に対し1.5でやや多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

沖縄本島近海と沖縄地方の最近の地震活動

沖縄本島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が25回であるのに対し2019年に沖縄本島近海における1週間平均値は57回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

沖縄本島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は336回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては26回目。沖縄本島近海では2019年に32回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は3回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計25回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が14回、M4.0~4.9が9回、M5.0以上が2回となっている。

沖縄本島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年04月17日 M5.3 震度2 沖縄本島近海
2020年04月15日 M5.2 震度2 沖縄本島近海
2019年12月18日 M5.1 震度4 沖縄本島近海
2019年04月12日 M5.0 震度1 沖縄本島近海
2019年04月08日 M5.6 震度2 沖縄本島近海

沖縄本島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

沖縄本島近海の過去の地震データ

1919年以降、沖縄本島近海で発生してきた有感地震は785回でそのうちM5.0以上であったのが118回。またM6.0以上は15回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2010年02月27日のM7.2・震度5弱で深さは37kmであった。

沖縄本島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2010年02月27日 M7.2 震度5弱 沖縄本島近海
1923年08月12日 M6.7 震度1 沖縄本島近海
1962年10月06日 M6.4 震度4 沖縄本島近海
2001年08月18日 M6.4 震度3 沖縄本島近海
1968年08月03日 M6.3 震度4 沖縄本島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1935年03月11日に沖縄本島近海でM5.4・震度1の地震が約13kmの距離(深さ0km)で起きていた他、1983年01月17日に沖縄本島近海でM5.3・震度2の地震が約15kmの距離(深さ49km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1988年01月24日に約18kmの距離で発生した沖縄本島近海M5.8・震度3(深さ76km)であった。
 

沖縄地方と沖縄本島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在316予測。また沖縄本島近海など震源地別予測が現在1015予測となっている。

方面別予測において現在、計316予測中、Aクラスは16予測、Bクラスは46予測、Cクラスは254予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が6予測、Cクラス予測が18予測となっている。

また震源地予測では現在、計1015予測中、Aクラスが25予測、Bクラスが109予測、Cクラスが881予測となっており、このうち沖縄本島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが14予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、沖縄本島近海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」沖縄本島近海M3.6の類似14事例以後の発震傾向性

今回の沖縄本島近海M3.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた14件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

沖縄本島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは14事例中3例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.6に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりはやや少ないと言える。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

石垣島南方沖 14事例中1例
与那国島近海 14事例中1例
石垣島北西沖 14事例中1例

また、九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが14事例中2例、アジアでは14事例中3例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の九州地方における繋がりは14事例中2例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度、アジアにおける繋がりは14事例中3例で平均発生頻度1に対し1.5でやや多いという結果であった。

九州地方及びアジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

大分県南部 14事例中1例
九州地方南東沖 14事例中1例

台湾付近 14事例中3例
 

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※画像は気象庁より。