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2020年09月26日日向灘で7日ぶり地震M3.9・震度2、豊後水道寄りの震源

日向灘で7日ぶり地震M3.9・震度2、豊後水道寄りの震源


 

気象庁によると2020年09月26日04:57に日向灘でM3.9・震度2の地震が発生した。日向灘で有感地震が記録されたのは7日ぶり。今年18回目となる有感地震であった。

 

日向灘における今回の地震について

2020年09月26日04:57 M3.9・震度2 日向灘(深さ約40km)

日向灘で有感地震が観測されたのは2020年09月19日のM2.8・震度1以来7日ぶり。今回の震源からは約42km離れた場所で深さは19kmであった。その前は2020年07月27日のM3.4・震度1で、今回の震源から約39km離れた場所で深さは17kmであった。

今回の震源は日向灘の北部で豊後水道寄りの位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震49事例のうち、その後1ヶ月以内に日向灘を含む九州地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは49事例中6例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に九州地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、九州地方への繋がりは通常程度と言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

日向灘と九州地方の最近の地震活動

日向灘で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が40回であるのに対し2019年に日向灘における1週間平均値は74回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

日向灘を含む九州地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は335回で、2019年に九州地方で記録された地震数は1週間当たり513回であったので、九州地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては18回目。日向灘では2019年に51回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は6回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計17回のうちM3.0未満だったのが3回、M3.0~3.9が10回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が0回となっている。

日向灘における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年11月22日 M5.2 震度3 日向灘
2019年05月11日 M5.0 震度4 日向灘
2019年05月10日 M6.3 震度5弱 日向灘
2019年05月10日 M5.6 震度3 日向灘
2019年03月27日 M5.4 震度4 日向灘

日向灘を含む九州地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月03日の薩摩半島西方沖M6.2・震度3が挙げられる。
 

日向灘の過去の地震データ

1919年以降、日向灘で発生してきた有感地震は826回でそのうちM5.0以上であったのが142回。またM6.0以上は25回でM7.0以上の大地震は5回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1968年04月01日のM7.5・震度5(1968年日向灘地震)で深さは22kmであった。

日向灘において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1968年04月01日 M7.5 震度5 日向灘(1968年日向灘地震)
1941年11月19日 M7.2 震度5 日向灘
1931年11月02日 M7.1 震度5 日向灘
1984年08月07日 M7.1 震度4 日向灘
1961年02月27日 M7.0 震度5 日向灘

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1939年07月09日に日向灘でM5.4・震度3の地震が約5kmの距離(深さ25km)で起きていた他、2017年03月02日に日向灘でM5.3・震度4の地震が約6kmの距離(深さ37km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1932年06月18日に約8kmの距離で発生した日向灘M5.6・震度3(深さ0km)であった。
 

九州地方と日向灘における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は九州地方など方面別予測が現在308予測。また日向灘など震源地別予測が現在1005予測となっている。

方面別予測において現在、計308予測中、Aクラスは15予測、Bクラスは44予測、Cクラスは249予測。このうち九州地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が24予測となっている。

また震源地予測では現在、計1005予測中、Aクラスが21予測、Bクラスが105予測、Cクラスが879予測となっており、このうち日向灘に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが16予測となっている。

通常時との比較では九州地方の現在の危険度は100%以下、日向灘の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」日向灘M3.9の類似49事例以後の発震傾向性

今回の日向灘M3.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた49件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

日向灘を含む九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは49事例中6例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に九州地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、九州地方への繋がりは通常程度と言える。

九州地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

日向灘 49事例中2例
薩摩半島西方沖 49事例中2例
大隅半島東方沖 49事例中2例
福岡県北西沖 49事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。