• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年09月26日中東トルクメニスタンでM5.2、M5超え地震は3年7ヶ月ぶり

中東トルクメニスタンでM5.2、M5超え地震は3年7ヶ月ぶり


 

USGSによると日本時間2020年09月26日14:46に中東のトルクメニスタンでM5.2の地震が発生した。トルクメニスタンでM5を超える規模の地震が観測されたのは3年7ヶ月ぶり。

 

トルクメニスタンにおける今回の地震について

日本時間2020年09月26日14:46 M5.2 トルクメニスタン(深さ約10km)

トルクメニスタンでは今年、M5.0以上の地震は観測されていない。

今回の震源から距離200km以内と比較的近い位置では海外時間(UTC)2020年09月06日にイランでM5.1の地震が今回の震源からは約133km離れた場所で起きていた。

トルクメニスタンでM5.0以上の地震が観測されたのは日本時間2017年02月06日のM5.0以来3年7ヶ月ぶり。

今回の震源はトルクメニスタン南部、イランとの国境に近い位置であったが、イラン側では上記の通り09月06日にM5.1の地震が起きていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震28事例のうち、その後1ヶ月以内にトルクメニスタンを含む中東でM7クラス以上の地震が起きていたのは28事例中3例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に中東で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中東への繋がりは通常程度と言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは28事例中21例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度と言える。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の28事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは28事例中7例であった。これは通常時の1に対し1.1で通常程度と言える。
 

トルクメニスタンの最近の地震活動

トルクメニスタンにおける最近の地震発生状況は、直近の1ヶ月間でM4.5以上地震は発生していないが、2019年のトルクメニスタンの1ヶ月当たり平均発生数は1回以下であった。

トルクメニスタンでは2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

トルクメニスタンでは2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年にトルクメニスタンで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年01月06日 M4.9 トルクメニスタン(深さ約39km)
2020年06月27日 M4.5 トルクメニスタン(深さ約10km)
 

トルクメニスタンの過去の地震データ

1901年以降、トルクメニスタンで発生してきたM6.0以上の地震は9回でそのうちM7.0以上であったのが3回。20世紀以降、過去最大だったのは1948年10月05日のM7.3で深さは約15kmであった。

トルクメニスタンで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1948年10月05日 M7.3 トルクメニスタン(深さ約15km)
1929年05月01日 M7.2 トルクメニスタン(深さ約10km)
2000年12月06日 M7.0 トルクメニスタン(深さ約30km)
1946年11月04日 M6.9 トルクメニスタン(深さ約38km)
1970年07月30日 M6.7 トルクメニスタン(深さ約15km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1970年07月30日にトルクメニスタンでM6.7の地震が約47kmの距離(深さ15km)で起きていた他、1997年02月04日にトルクメニスタンでM6.5の地震が約144kmの距離(深さ10km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約200km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1929年05月01日に185kmの距離で発生したトルクメニスタン M7.2(深さ10km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

中東とトルクメニスタンにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中東など方面別予測が現在713予測。またトルクメニスタンなど震源地別予測が現在2,848予測となっている。

方面別予測において現在、計713予測中、Aクラスは42予測、Bクラスは167予測、Cクラスは504予測。このうち中東に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が1予測、Cクラス予測が60予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,848予測中、Aクラスが50予測、Bクラスが252予測、Cクラスが2,546予測となっており、このうちトルクメニスタンに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが12予測となっている。

通常時との比較では中東の現在の危険度は100%以下、トルクメニスタンの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」トルクメニスタンM5.2の類似28事例以降の発震傾向性

今回のトルクメニスタンM5.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた28件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

トルクメニスタンを含む中東で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは28事例中3例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に中東で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中東への繋がりは通常程度と言える。

中東で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

アフガニスタン 28事例中2例
イラク 28事例中1例

それ以外ではアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが28事例中21例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは28事例中21例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度と言える。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

インドネシア 28事例中11例
日本 28事例中7例
フィリピン 28事例中4例
中国 28事例中1例
パキスタン 28事例中1例
インド 28事例中1例
マリアナ諸島 28事例中1例
東ティモール 28事例中1例

また、今回のトルクメニスタンにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは28事例中7例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し1.1で通常程度という結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1992年10月30日 M6.7・震度2 鳥島近海
1993年01月15日 M7.5・震度6 釧路沖(釧路沖地震)
2004年09月05日 M7.4・震度5弱 三重県南東沖(紀伊半島南東沖地震)
2005年12月02日 M6.6・震度3 宮城県沖
2010年03月14日 M6.7・震度5弱 福島県沖
2012年01月01日 M7.0・震度4 鳥島近海
2014年03月03日 M6.4・震度4 沖縄本島北西沖
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。