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2020年09月27日青森県三八上北地方でM3.4・震度2、2.5ヶ月ぶり今年3回目の有感地震

青森県三八上北地方でM3.4・震度2、2.5ヶ月ぶり今年3回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月27日00:36に青森県三八上北地方でM3.4・震度2の地震が発生した。青森県三八上北地方で有感地震が記録されたのは81日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

青森県三八上北地方における今回の地震について

2020年09月27日00:36 M3.4・震度2 青森県三八上北地方(深さ約90km)

青森県三八上北地方で有感地震が観測されたのは2020年07月07日のM3.2・震度1以来81日ぶり。今回の震源からは約54km離れた場所で深さは5kmであった。その前は2020年02月01日のM3.1・震度1で、今回の震源から約17km離れた場所で深さは111kmであった。

今回の震源は岩手県との県境に近い青森県の南部で、震源の深さが約90kmと深かったが位置的には折爪断層の付近であった。折爪断層では30年以内にM7.6程度の地震が不明の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震41事例のうち、その後1ヶ月以内に青森県三八上北地方を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは41事例中18例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりはやや少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関東地方における繋がりは41事例中12例で平均発生頻度1に対し0.9と通常程度と言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

青森県三八上北地方と東北地方の最近の地震活動

青森県三八上北地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が5回であるのに対し2019年に青森県三八上北地方における1週間平均値は5回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

青森県三八上北地方を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は1,084回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。青森県三八上北地方では2019年に5回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

青森県三八上北地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年08月15日 M5.5 震度4 青森県三八上北地方
1980年11月27日 M5.1 震度3 青森県三八上北地方
1980年11月27日 M5.7 震度4 青森県三八上北地方

青森県三八上北地方を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月12日の宮城県沖M6.2・震度4が挙げられる。
 

青森県三八上北地方の過去の地震データ

1919年以降、青森県三八上北地方で発生してきた有感地震は141回でそのうちM5.0以上は3回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1980年11月27日のM5.7・震度4で深さは90kmであった。

青森県三八上北地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1980年11月27日 M5.7 震度4 青森県三八上北地方
2019年08月15日 M5.5 震度4 青森県三八上北地方
1980年11月27日 M5.1 震度3 青森県三八上北地方

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1980年11月27日に青森県三八上北地方でM5.1・震度3の地震が約7kmの距離(深さ90km)で起きていた。
 

東北地方と青森県三八上北地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在328予測。また青森県三八上北地方など震源地別予測が現在1121予測となっている。

方面別予測において現在、計328予測中、Aクラスは14予測、Bクラスは47予測、Cクラスは267予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が18予測、Cクラス予測が6予測となっている。

また震源地予測では現在、計1121予測中、Aクラスが21予測、Bクラスが102予測、Cクラスが998予測となっており、このうち青森県三八上北地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%前後、青森県三八上北地方の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」青森県三八上北地方M3.4の類似41事例以後の発震傾向性

今回の青森県三八上北地方M3.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた41件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

青森県三八上北地方を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは41事例中18例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりはやや少ないと言える。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

三陸沖 41事例中8例
福島県沖 41事例中4例
岩手県沖 41事例中4例
宮城県沖 41事例中4例
青森県東方沖 41事例中3例
宮城県中部 41事例中1例

また、関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが41事例中12例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関東地方における繋がりは41事例中12例で平均発生頻度1に対し0.9と通常程度と言える。

関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

茨城県沖 41事例中7例
千葉県東方沖 41事例中2例
茨城県南部 41事例中1例
千葉県北西部 41事例中1例
千葉県北東部 41事例中1例
埼玉県北部 41事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。