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2020年09月27日紀伊水道でM3.4・震度1、41日ぶり今年19回目の有感地震

紀伊水道でM3.4・震度1、41日ぶり今年19回目の有感地震


 

気象庁によると2020年09月27日00:41に紀伊水道でM3.4・震度1の地震が発生した。紀伊水道で有感地震が記録されたのは41日ぶり。今年19回目となる有感地震であった。

 

紀伊水道における今回の地震について

2020年09月27日00:41 M3.4・震度1 紀伊水道(深さ約50km)

紀伊水道で有感地震が観測されたのは2020年08月17日のM3.2・震度2以来41日ぶり。今回の震源からは約38km離れた場所で深さは9kmであった。その前は2020年08月01日のM2.6・震度1で、今回の震源から約34km離れた場所で深さは9kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震25事例のうち、その後1ヶ月以内に紀伊水道を含む関西地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

紀伊水道と関西地方の最近の地震活動

紀伊水道で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が43回であるのに対し2019年に紀伊水道における1週間平均値は60回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

紀伊水道を含む関西地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は340回で、2019年に関西地方で記録された地震数は1週間当たり340回であったので、関西地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては19回目。紀伊水道では2019年に18回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計18回のうちM3.0未満だったのが10回、M3.0~3.9が7回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

紀伊水道における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年03月13日 M5.3 震度4 紀伊水道
2018年11月02日 M5.4 震度4 紀伊水道
1985年07月25日 M5.2 震度3 紀伊水道
1963年07月30日 M5.2 震度3 紀伊水道
1955年12月18日 M5.4 震度3 紀伊水道

紀伊水道を含む関西地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年08月07日の三重県南東沖M5.3・震度2が挙げられる。
 

紀伊水道の過去の地震データ

1919年以降、紀伊水道で発生してきた有感地震は1,067回でそのうちM5.0以上であったのが19回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1948年06月15日のM6.7・震度4で深さは0kmであった。

紀伊水道において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1948年06月15日 M6.7 震度4 紀伊水道
1941年12月25日 M5.8 震度4 紀伊水道
1947年12月09日 M5.8 震度3 紀伊水道
1919年06月06日 M5.7 震度3 紀伊水道
1924年08月13日 M5.6 震度3 紀伊水道

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1946年12月22日に紀伊水道でM5.3・震度3の地震が約1kmの距離(深さ21km)で起きていた他、1955年12月18日に紀伊水道でM5.4・震度3の地震が約3kmの距離(深さ39km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1955年12月03日に約10kmの距離で発生した紀伊水道M5.6・震度3(深さ0km)であった。
 

関西地方と紀伊水道における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関西地方など方面別予測が現在328予測。また紀伊水道など震源地別予測が現在1121予測となっている。

方面別予測において現在、計328予測中、Aクラスは14予測、Bクラスは47予測、Cクラスは267予測。このうち関西地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が20予測となっている。

また震源地予測では現在、計1121予測中、Aクラスが21予測、Bクラスが102予測、Cクラスが998予測となっており、このうち紀伊水道に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では関西地方の現在の危険度は100%以下、紀伊水道の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」紀伊水道M3.4の類似25事例以後の発震傾向性

今回の紀伊水道M3.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた25件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回の紀伊水道M3.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、紀伊水道を含む関西地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

また、アジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが25事例中7例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは25事例中7例で平均発生頻度1に対し1.9と多いと言える。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

台湾付近 25事例中6例
マリアナ諸島 25事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。