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2020年09月27日エーゲ海でM5.3、4時間前にも付近でM4.5のM5クラス地震

エーゲ海でM5.3、4時間前にも付近でM4.5のM5クラス地震


 

USGSによると日本時間2020年09月27日07:50にエーゲ海でM5.3の地震が発生した。今回の震源からごく近くでは約4時間前にもM4.5の地震が起きていた。

 

エーゲ海における今回の地震について

日本時間2020年09月27日07:50 M5.3 エーゲ海(深さ約11km)

今回の震源付近では約4時間前の日本時間09月27日03:39にもM4.5の地震が同程度の深さで発生したばかりだった。震源の距離は今回から約4kmとごく近くであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内にエーゲ海を含む欧州でM7クラス以上の地震が起きていたのは50事例中3例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に欧州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、欧州への繋がりはやや多いと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中東における繋がりは50事例中8例で平均発生頻度1に対し1.6と多いと言える。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の50事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは50事例中8例であった。これは通常時の1に対し0.7でやや少ないと言える。
 

今回の震源から200km以内の最近の地震活動

今回の震源から距離200km以内では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

今回の震源から距離200km以内では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年に今回の震源から距離200km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2020年09月26日 M4.5 エーゲ海(深さ約10km)
 

今回の震源から200km以内の過去の地震データ

1901年以降、今回の震源から距離200km以内で発生してきたM6.0以上の地震は25回でそのうちM7.0以上であったのが3回。20世紀以降最大だったのは1905年11月08日のエーゲ海M7.4で深さは約15kmであった。

今回の震源から200km以内で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1905年11月08日 M7.4 エーゲ海(深さ約15km)
1968年02月19日 M7.2 エーゲ海(深さ約15km)
1981年12月19日 M7.2 エーゲ海(深さ約10km)
1932年09月26日 M6.9 ギリシャ(深さ約10km)
2014年05月24日 M6.9 ギリシャ(深さ約6km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1982年01月18日にエーゲ海でM6.8の地震が約7kmの距離(深さ10km)で起きていた他、1983年08月06日にエーゲ海でM6.8の地震が約45kmの距離(深さ2km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

欧州とエーゲ海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は欧州など方面別予測が現在713予測。またエーゲ海など震源地別予測が現在2,859予測となっている。

方面別予測において現在、計713予測中、Aクラスは43予測、Bクラスは166予測、Cクラスは504予測。このうち欧州に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が47予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,859予測中、Aクラスが51予測、Bクラスが253予測、Cクラスが2,555予測となっており、このうちエーゲ海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが10予測となっている。

通常時との比較では欧州の現在の危険度は100%以下、エーゲ海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」エーゲ海M5.3の類似50事例以降の発震傾向性

今回のエーゲ海M5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

エーゲ海を含む欧州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中3例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に欧州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、欧州への繋がりはやや多いと言える。

欧州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

ギリシャ 50事例中2例
エーゲ海 50事例中1例

それ以外では中東で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが50事例中8例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中東における繋がりは50事例中8例で平均発生頻度1に対し1.6と多いと言える。

中東で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

トルコ 50事例中2例
アフガニスタン 50事例中2例
イラン 50事例中1例
ウズベキスタン 50事例中1例
カスピ海 50事例中1例
キルギス 50事例中1例

また、今回のエーゲ海における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは50事例中8例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.7でやや少ないという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1952年10月27日 M6.5・震度3 三陸沖
1953年11月26日 M7.4・震度5 関東東方沖(1953年房総沖地震)
1960年07月30日 M6.7・震度4 岩手県沖
1982年01月02日 M6.3・震度3 父島近海
1984年03月06日 M7.6・震度4 鳥島近海
1984年08月07日 M7.1・震度4 日向灘
1986年06月24日 M6.4・震度4 千葉県南東沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。