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2020年09月27日宮古島近海でM4.7・震度3、沖縄・台湾M6クラス以上への繋がり多い位置

宮古島近海でM4.7・震度3、沖縄・台湾M6クラス以上への繋がり多い位置


 

気象庁によると2020年09月27日15:38に宮古島近海でM4.7・震度3の地震が発生した。宮古島近海で有感地震が記録されたのは18日ぶり。今年15回目となる有感地震であった。

 

宮古島近海における今回の地震について

2020年09月27日15:38 M4.7・震度3 宮古島近海(深さ約30km)

宮古島近海で有感地震が観測されたのは2020年09月10日のM1.5・震度1以来18日ぶり。今回の震源からは約27km離れた場所で深さは2kmであった。その前は2020年09月01日のM3.5・震度1で、今回の震源から約27km離れた場所で深さは49kmであった。

今回の震源付近で同程度の地震が発生した際には、下記の通りその後沖縄地方や台湾におけるM6クラス以上へと繋がった事例が多くみられていた。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震16事例のうち、その後1ヶ月以内に宮古島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは16事例中8例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりは多いと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは16事例中8例で平均発生頻度1に対し3.4と多いと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

宮古島近海と沖縄地方の最近の地震活動

宮古島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が18回であるのに対し2019年に宮古島近海における1週間平均値は28回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

宮古島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は266回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては15回目。宮古島近海では2019年に16回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計14回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が7回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が2回となっている。

宮古島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年07月20日 M5.0 震度2 宮古島近海
2020年05月27日 M5.2 震度3 宮古島近海
2017年06月03日 M5.3 震度1 宮古島近海
2017年05月30日 M5.3 震度1 宮古島近海
2017年05月09日 M5.0 震度1 宮古島近海

宮古島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

宮古島近海の過去の地震データ

1919年以降、宮古島近海で発生してきた有感地震は485回でそのうちM5.0以上であったのが66回。またM6.0以上は12回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1926年08月07日のM7.0・震度4で深さは28kmであった。

宮古島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1926年08月07日 M7.0 震度4 宮古島近海
2009年08月05日 M6.5 震度4 宮古島近海
2010年10月04日 M6.4 震度4 宮古島近海
2017年05月09日 M6.4 震度3 宮古島近海
1981年12月12日 M6.3 震度3 宮古島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1978年09月11日に宮古島近海でM6.0・震度4の地震が約17kmの距離(深さ30km)で起きていた。
 

沖縄地方と宮古島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在328予測。また宮古島近海など震源地別予測が現在1121予測となっている。

方面別予測において現在、計328予測中、Aクラスは14予測、Bクラスは47予測、Cクラスは267予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が2予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が18予測となっている。

また震源地予測では現在、計1121予測中、Aクラスが21予測、Bクラスが102予測、Cクラスが998予測となっており、このうち宮古島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが9予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、宮古島近海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」宮古島近海M4.7の類似16事例以後の発震傾向性

今回の宮古島近海M4.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

宮古島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中8例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりは多いと言える。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

与那国島近海 16事例中4例
沖縄本島近海 16事例中3例
西表島付近 16事例中1例
石垣島南方沖 16事例中1例
石垣島北西沖 16事例中1例

また、アジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが16事例中8例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは16事例中8例で平均発生頻度1に対し3.4と多いと言える。

アジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

台湾付近 16事例中7例
朝鮮半島南部 16事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。