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2020年09月28日種子島近海で4ヶ月ぶりの地震M2.5・震度2、沖縄地方M6クラス以上のの傾向性

種子島近海で4ヶ月ぶりの地震M2.5・震度2、沖縄地方M6クラス以上のの傾向性


 

気象庁によると2020年09月28日09:06に種子島近海でM2.5・震度2の地震が発生した。種子島近海で有感地震が記録されたのは125日ぶり。今年13回目となる有感地震であった。

 

種子島近海における今回の地震について

2020年09月28日09:06 M2.5・震度2 種子島近海(深さごく浅い)

種子島近海で有感地震が観測されたのは2020年05月26日のM2.7・震度1以来125日ぶり。今回の震源からは約14km離れた場所で深さは11kmであった。その前は2020年05月26日のM4.2・震度3で、今回の震源から約15km離れた場所で深さは12kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震16事例のうち、その後1ヶ月以内に種子島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは16事例中9例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりは多いと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

種子島近海と沖縄地方の最近の地震活動

種子島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が20回であるのに対し2019年に種子島近海における1週間平均値は37回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

種子島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は282回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては13回目。種子島近海では2019年に10回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計12回のうちM3.0未満だったのが3回、M3.0~3.9が6回、M4.0~4.9が3回、M5.0以上が0回となっている。

種子島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年03月30日 M5.0 震度3 種子島近海
2019年01月08日 M6.0 震度4 種子島近海
2018年11月21日 M5.2 震度3 種子島近海
2017年03月12日 M5.1 震度3 種子島近海
2015年08月17日 M5.0 震度3 種子島近海

種子島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月26日の与那国島近海M5.5・震度2が挙げられる。
 

種子島近海の過去の地震データ

1919年以降、種子島近海で発生してきた有感地震は211回でそのうちM5.0以上であったのが41回、M6.0以上が8回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1999年01月24日のM6.6・震度4で深さは40kmであった。

種子島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1999年01月24日 M6.6 震度4 種子島近海
1923年07月14日 M6.5 震度3 種子島近海
1978年05月23日 M6.4 震度4 種子島近海
1996年10月18日 M6.4 震度4 種子島近海
1963年08月17日 M6.3 震度4 種子島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1996年09月09日に種子島近海でM5.8・震度4の地震が約7kmの距離(深さ22km)で起きていた他、1981年01月14日に種子島近海でM5.2・震度4の地震が約15kmの距離(深さ10km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1996年09月09日に約7kmの距離で発生した種子島近海M5.8・震度4(深さ22km)であった。
 

沖縄地方と種子島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在351予測。また種子島近海など震源地別予測が現在1190予測となっている。

方面別予測において現在、計351予測中、Aクラスは15予測、Bクラスは51予測、Cクラスは285予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が3予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が19予測となっている。

また震源地予測では現在、計1190予測中、Aクラスが24予測、Bクラスが112予測、Cクラスが1054予測となっており、このうち種子島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが8予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、種子島近海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」種子島近海M2.5の類似16事例以後の発震傾向性

今回の種子島近海M2.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

種子島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中9例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりは多いと言える。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

与那国島近海 16事例中3例
奄美大島近海 16事例中2例
種子島近海 16事例中1例
トカラ列島近海 16事例中1例
宮古島北西沖 16事例中1例
沖縄本島近海 16事例中1例
石垣島近海 16事例中1例
南大東島近海 16事例中1例
石垣島北西沖 16事例中1例
奄美大島北西沖 16事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。