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2020年09月30日台湾付近でM4.9の地震、日本国内で震度1以上の揺れは1年2ヶ月ぶり

台湾付近でM4.9の地震、日本国内で震度1以上の揺れは1年2ヶ月ぶり


 

気象庁によると2020年09月30日13:37に台湾付近でM4.9・震度1の地震が発生した。台湾付近で有感地震が記録されたのは419日ぶり。今年1回目となる有感地震であった。

 

台湾付近における今回の地震について

2020年09月30日13:37 M4.9・震度1 台湾付近(深さ約100km)

台湾付近で有感地震が観測されたのは2019年08月08日のM6.4・震度2以来419日ぶり。今回の震源からは約46km離れた場所で深さは38kmであった。その前は2019年04月18日のM6.5・震度2で、今回の震源から約96km離れた場所で深さは20kmであった。

台湾付近で発生した地震が日本国内で震度1以上の揺れを観測したのは上記の通り1年2ヶ月ぶりとなる。

USGSはこの地震をM5.1・深さ約102kmと計測している。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震3事例のうち、その後1ヶ月以内に台湾付近を含むアジアでM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

台湾付近とアジアの最近の地震活動

台湾付近で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が20回であるのに対し2019年に台湾付近における1週間平均値は15回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

台湾付近を含むアジア全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は20回で、2019年にアジアで記録された地震数は1週間当たり17回であったので、アジアにおける現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては1回目。台湾付近では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は3回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

台湾付近における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2019年08月08日 M6.4 震度2 台湾付近
2019年04月18日 M6.5 震度2 台湾付近
2019年01月30日 M5.6 震度2 台湾付近
2018年12月16日 M5.4 震度1 台湾付近
2018年05月02日 M5.5 震度2 台湾付近

台湾付近を含むアジアで最近起きたM5.0以上の地震としては2020年07月06日のマリアナ諸島M5.8・震度1が挙げられる。
 

台湾付近の過去の地震データ

1919年以降、台湾付近で発生してきた有感地震は212回でそのうちM5.0以上であったのが199回。またM6.0以上は94回でM7.0以上の大地震は18回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1999年09月21日のM7.7・震度2で深さは0kmであった。

台湾付近において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1999年09月21日 M7.7 震度2 台湾付近
1919年12月21日 M7.5 震度2 台湾付近
1972年01月25日 M7.5 震度3 台湾付近
1922年09月02日 M7.4 震度2 台湾付近
1963年02月13日 M7.3 震度3 台湾付近

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1922年10月14日に台湾付近でM6.1・震度1の地震が約5kmの距離(深さ62km)で起きていた他、2006年12月24日に台湾付近でM5.3・震度1の地震が約9kmの距離(深さ38km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約50km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1922年09月02日に約38kmの距離で発生した台湾付近M7.4・震度2(深さ10km)であった。
 

アジアと台湾付近における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測はアジアなど方面別予測が現在317予測。また台湾付近など震源地別予測が現在1146予測となっている。

方面別予測において現在、計317予測中、Aクラスは12予測、Bクラスは45予測、Cクラスは260予測。このうちアジアに対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が1予測、Cクラス予測が23予測となっている。

また震源地予測では現在、計1146予測中、Aクラスが18予測、Bクラスが95予測、Cクラスが1033予測となっており、このうち台湾付近に対してはAクラスが2予測、Bクラスが11予測、Cクラスが11予測となっている。

通常時との比較ではアジアの現在の危険度は100%前後、台湾付近の危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」台湾付近M4.9の類似3事例以後の発震傾向性

今回の台湾付近M4.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた3件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回の台湾付近M4.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、台湾付近を含むアジアでその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。
 

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※画像は気象庁より。