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2020年09月30日新潟県下越地方で2年2ヶ月ぶり有感地震M2.7・震度1、1995年M6クラス震源付近

新潟県下越地方で2年2ヶ月ぶり有感地震M2.7・震度1、1995年M6クラス震源付近


 

気象庁によると2020年09月30日17:18に新潟県下越地方でM2.7・震度1の地震が発生した。新潟県下越地方で有感地震が記録されたのは801日ぶり。今年1回目となる有感地震であった。

 

新潟県下越地方における今回の地震について

2020年09月30日17:18 M2.7・震度1 新潟県下越地方(深さ約20km)

新潟県下越地方で有感地震が観測されたのは2018年07月22日のM2.5・震度1以来801日ぶり。今回の震源からは約40km離れた場所で深さは14kmであった。その前は2016年01月13日のM3.4・震度1で、今回の震源から約37km離れた場所で深さは23kmであった。

今回の震源付近では1995年04月01日にM5.6・震度4のM6クラス地震が約5kmの距離で発生しており、深さも16kmと今回と同程度であった。

今回の震源付近には東側に櫛形山脈断層帯と月岡断層帯、西側に長岡平野西縁断層帯が走っている。櫛形山脈断層帯では30年以内にM6.8程度の地震が0.3~5%、月岡断層帯ではM7.3程度の地震が0~1%、長岡平野西縁断層帯ではM8.0程度の地震が2%以下の確率でそれぞれ予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震12事例のうち、その後1ヶ月以内に新潟県下越地方を含む北陸地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは12事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に北陸地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合4.3に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北陸地方への繋がりは多いと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは12事例中1例で平均発生頻度1に対し0.1と少ない、日本海沖合における繋がりは12事例中2例で平均発生頻度1に対し7.9で多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

新潟県下越地方と北陸地方の最近の地震活動

新潟県下越地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が5回であるのに対し2019年に新潟県下越地方における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

新潟県下越地方を含む北陸地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は68回で、2019年に北陸地方で記録された地震数は1週間当たり113回であったので、北陸地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては1回目。新潟県下越地方では2019年に有感地震は発生しなかった。

新潟県下越地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1995年04月01日 M5.6 震度4 新潟県下越地方
1927年12月10日 M5.5 震度2 新潟県下越地方

新潟県下越地方を含む北陸地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月04日の福井県嶺北M5.0・震度5弱が挙げられる。
 

新潟県下越地方の過去の地震データ

1919年以降、新潟県下越地方で発生してきた有感地震は82回でそのうちM5.0以上は2回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1995年04月01日のM5.6・震度4で深さは16kmであった。

新潟県下越地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1995年04月01日 M5.6 震度4 新潟県下越地方
1927年12月10日 M5.5 震度2 新潟県下越地方

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1995年04月01日に新潟県下越地方でM5.6・震度4の地震が約5kmの距離(深さ16km)で起きていた他、1927年12月10日に新潟県下越地方でM5.5・震度2の地震が約6kmの距離(深さ173km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1995年04月01日に約5kmの距離で発生した新潟県下越地方M5.6・震度4(深さ16km)であった。
 

北陸地方と新潟県下越地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北陸地方など方面別予測が現在317予測。また新潟県下越地方など震源地別予測が現在1146予測となっている。

方面別予測において現在、計317予測中、Aクラスは12予測、Bクラスは45予測、Cクラスは260予測。このうち北陸地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計1146予測中、Aクラスが18予測、Bクラスが95予測、Cクラスが1033予測となっており、このうち新潟県下越地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では北陸地方の現在の危険度は100%以下、新潟県下越地方の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」新潟県下越地方M2.7の類似12事例以後の発震傾向性

今回の新潟県下越地方M2.7の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた12件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

新潟県下越地方を含む北陸地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは12事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に北陸地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合4.3に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北陸地方への繋がりは多いと言える。

北陸地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

新潟県下越沖 12事例中1例
新潟県下越地方 12事例中1例

また、東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが12事例中1例、日本海沖合では12事例中2例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の東北地方における繋がりは12事例中1例で平均発生頻度1に対し0.1と少ない、日本海沖合における繋がりは12事例中2例で平均発生頻度1に対し7.9で多いという結果であった。

東北地方及び日本海沖合で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

山形県沖 12事例中1例

日本海中部 12事例中2例
日本海北部 12事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。