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2020年10月01日神奈川県西部・芦ノ湖の東側でM3.0・震度1、126日ぶり今年4回目の有感地震

神奈川県西部・芦ノ湖の東側でM3.0・震度1、126日ぶり今年4回目の有感地震


 

気象庁によると2020年10月01日03:55に神奈川県西部でM3.0・震度1の地震が発生した。神奈川県西部で有感地震が記録されたのは126日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

神奈川県西部における今回の地震について

2020年10月01日03:55 M3.0・震度1 神奈川県西部(深さ約20km)

神奈川県西部で有感地震が観測されたのは2020年05月27日のM4.0・震度2以来126日ぶり。今回の震源からは約16km離れた場所で深さは153kmであった。その前は2020年05月15日のM2.6・震度1で、今回の震源から約12km離れた場所で深さは10kmであった。

今回の震源は芦ノ湖の東側に当たる位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震11事例のうち、その後1ヶ月以内に神奈川県西部を含む関東地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは11事例中5例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりは多いと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

神奈川県西部と関東地方の最近の地震活動

神奈川県西部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が14回であるのに対し2019年に神奈川県西部における1週間平均値は25回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

神奈川県西部を含む関東地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は454回で、2019年に関東地方で記録された地震数は1週間当たり554回であったので、関東地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。神奈川県西部では2019年に6回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が0回となっている。

神奈川県西部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1990年08月05日 M5.3 震度4 神奈川県西部
1990年06月05日 M5.3 震度4 神奈川県西部
1961年11月14日 M5.2 震度2 神奈川県西部
1961年09月02日 M5.0 震度3 神奈川県西部
1933年12月08日 M5.2 震度3 神奈川県西部

神奈川県西部を含む関東地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月07日の茨城県沖M5.2・震度3が挙げられる。
 

神奈川県西部の過去の地震データ

1919年以降、神奈川県西部で発生してきた有感地震は362回でそのうちM5.0以上であったのが17回。またM6.0以上は4回でM7.0以上の大地震は2回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1923年09月01日のM7.9・震度6(大正関東地震)で深さは23kmであった。

神奈川県西部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1923年09月01日 M7.9 震度6 神奈川県西部(大正関東地震)
1924年01月15日 M7.3 震度6 神奈川県西部(丹沢地震)
1929年07月27日 M6.3 震度5 神奈川県西部
1923年09月02日 M6.2 震度4 神奈川県西部
1923年12月24日 M5.7 震度3 神奈川県西部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1990年08月05日に神奈川県西部でM5.3・震度4の地震が約1kmの距離(深さ14km)で起きていた他、1933年12月08日に神奈川県西部でM5.2・震度3の地震が約7kmの距離(深さ15km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1923年09月01日に約12kmの距離で発生した神奈川県西部M7.9・震度6(深さ23km)であった。
 

関東地方と神奈川県西部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は関東地方など方面別予測が現在332予測。また神奈川県西部など震源地別予測が現在1207予測となっている。

方面別予測において現在、計332予測中、Aクラスは13予測、Bクラスは47予測、Cクラスは272予測。このうち関東地方に対してはAクラス予測が2予測、Bクラス予測が3予測、Cクラス予測が20予測となっている。

また震源地予測では現在、計1207予測中、Aクラスが19予測、Bクラスが101予測、Cクラスが1087予測となっており、このうち神奈川県西部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では関東地方の現在の危険度は100%前後、神奈川県西部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」神奈川県西部M3.0の類似11事例以後の発震傾向性

今回の神奈川県西部M3.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた11件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

神奈川県西部を含む関東地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは11事例中5例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に関東地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、関東地方への繋がりは多いと言える。

関東地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

茨城県沖 11事例中2例
千葉県東方沖 11事例中2例
東京都多摩東部 11事例中1例
関東東方沖 11事例中1例
千葉県南東沖 11事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。