• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年10月01日大洋州のバヌアツでM5.3、09月12日M5.9地震の震源付近

大洋州のバヌアツでM5.3、09月12日M5.9地震の震源付近


 

USGSによると日本時間2020年10月01日04:35に大洋州のバヌアツでM5.3の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年09月12日にバヌアツでM5.9の地震が今回の震源からは約23km離れた場所で起きていた。

 

バヌアツにおける今回の地震について

日本時間2020年10月01日04:35 M5.3 バヌアツ(深さ約10km)

今回の震源から距離300km以内でM5.0以上の地震が観測されたのは2020年09月12日のM5.9以来18日ぶり。今回の震源から約23km離れた位置であった。その前は2020年09月12日のM5.2で、今回の震源から約197km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内にバヌアツを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは50事例中26例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に大洋州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、大洋州への繋がりは通常程度と言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは50事例中30例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度、南太平洋における繋がりは50事例中2例で平均発生頻度1に対し2.0で多いという結果であった。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の50事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは50事例中6例であった。これは通常時の1に対し0.5で少ないと言える。
 

今回の震源から300km以内の最近の地震活動

今回の震源から距離300km以内では2019年にM6.0以上の地震が10回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に今回の震源から距離300km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年07月31日 M6.6 バヌアツ(深さ約181km)
2019年10月21日 M6.4 バヌアツ(深さ約231km)
2019年03月20日 M6.3 バヌアツ(深さ約119km)
2019年01月18日 M6.0 バヌアツ(深さ約39km)
2019年07月01日 M6.0 バヌアツ(深さ約91km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から距離300km以内では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が4回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年に今回の震源から距離300km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2020年08月05日 M6.4 バヌアツ(深さ約175km)
2020年09月06日 M6.2 バヌアツ(深さ約8km)
2020年09月07日 M6.2 バヌアツ(深さ約10km)
2020年05月27日 M6.1 バヌアツ(深さ約10km)
2020年03月28日 M5.9 バヌアツ(深さ約99km)
 

今回の震源から300km以内の過去の地震データ

1901年以降、今回の震源から距離300km以内で発生してきたM6.0以上の地震は290回でそのうちM7.0以上であったのが40回。20世紀以降最大だったのは1920年09月20日のニューカレドニアM8.1で深さは約25kmであった。

今回の震源から300km以内で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1920年09月20日 M8.1 ニューカレドニア(深さ約25km)
1950年12月02日 M7.9 バヌアツ(深さ約30km)
1910年06月16日 M7.8 バヌアツ(深さ約100km)
1965年05月20日 M7.7 バヌアツ(深さ約120km)
1964年07月09日 M7.6 バヌアツ(深さ約130km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約300km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1985年07月03日にバヌアツでM6.5の地震が約25kmの距離(深さ29km)で起きていた他、1981年07月15日にバヌアツでM7.0の地震が約27kmの距離(深さ30km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

大洋州とバヌアツにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在679予測。またバヌアツなど震源地別予測が現在2,833予測となっている。

方面別予測において現在、計679予測中、Aクラスは38予測、Bクラスは157予測、Cクラスは484予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が13予測、Bクラス予測が52予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計2,833予測中、Aクラスが46予測、Bクラスが235予測、Cクラスが2,552予測となっており、このうちバヌアツに対してはAクラスが1予測、Bクラスが19予測、Cクラスが44予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は100%以上、バヌアツの危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」バヌアツM5.3の類似50事例以降の発震傾向性

今回のバヌアツM5.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

バヌアツを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中26例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に大洋州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、大洋州への繋がりは通常程度と言える。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

パプアニューギニア 50事例中11例
ケルマデック諸島 50事例中8例
フィジー 50事例中7例
バヌアツ 50事例中4例
トンガ 50事例中3例
ソロモン諸島 50事例中3例
ロイヤリティ諸島 50事例中2例
ニュージーランド 50事例中1例
サンタクルーズ諸島 50事例中1例
ニューカレドニア 50事例中1例

それ以外ではアジアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが50事例中30例、南太平洋では50事例中2例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のアジアにおける繋がりは50事例中30例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度、南太平洋における繋がりは50事例中2例で平均発生頻度1に対し2.0で多いという結果であった。

アジア及び南太平洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

インドネシア 50事例中17例
フィリピン 50事例中10例
日本 50事例中6例
中国 50事例中5例
台湾 50事例中2例
ミクロネシア 50事例中1例
ミャンマー 50事例中1例
マリアナ諸島 50事例中1例
インド 50事例中1例
グアム 50事例中1例

中米沖合 50事例中1例
イースター島 50事例中1例

また、今回のバヌアツにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは50事例中6例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.5で少ないという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1973年06月17日 M7.4・震度5 根室半島南東沖(1973年根室半島沖地震)
1983年08月26日 M6.6・震度4 大分県北部
1984年08月07日 M7.1・震度4 日向灘
1986年06月24日 M6.4・震度4 千葉県南東沖
1996年02月17日 M6.8・震度4 福島県沖
2004年11月29日 M7.1・震度5強 釧路沖
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。