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2020年10月01日愛知県西部でM2.5・震度1、29日ぶり今年5回目の有感地震

愛知県西部でM2.5・震度1、29日ぶり今年5回目の有感地震


 

気象庁によると2020年10月01日15:29に愛知県西部でM2.5・震度1の地震が発生した。愛知県西部で有感地震が記録されたのは29日ぶり。今年5回目となる有感地震であった。

 

愛知県西部における今回の地震について

2020年10月01日15:29 M2.5・震度1 愛知県西部(深さ約30km)

愛知県西部で有感地震が観測されたのは2020年09月02日のM3.1・震度1以来29日ぶり。今回の震源からは約18km離れた場所で深さは40kmであった。その前は2020年08月10日のM3.3・震度2で、今回の震源から約29km離れた場所で深さは44kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震42事例のうち、その後1ヶ月以内に愛知県西部を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは42事例中4例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中部地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中部地方への繋がりは通常程度と言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関西地方における繋がりは42事例中5例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度と言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

愛知県西部と中部地方の最近の地震活動

愛知県西部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が30回であるのに対し2019年に愛知県西部における1週間平均値は21回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

愛知県西部を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は463回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては5回目。愛知県西部では2019年に6回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計4回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

愛知県西部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1993年01月11日 M5.0 震度3 愛知県西部
1981年08月25日 M5.3 震度2 愛知県西部
1975年03月14日 M5.3 震度3 愛知県西部
1974年02月10日 M5.3 震度3 愛知県西部
1956年02月08日 M5.0 震度3 愛知県西部

愛知県西部を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月27日の静岡県西部M5.1・震度4が挙げられる。
 

愛知県西部の過去の地震データ

1919年以降、愛知県西部で発生してきた有感地震は423回でそのうちM5.0以上であったのが21回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1945年01月16日のM6.4・震度4で深さは13kmであった。

愛知県西部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1945年01月16日 M6.4 震度4 愛知県西部
1945年01月14日 M5.7 震度4 愛知県西部
1925年07月07日 M5.6 震度4 愛知県西部
1945年01月13日 M5.6 震度3 愛知県西部
1945年10月09日 M5.6 震度2 愛知県西部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1956年02月08日に愛知県西部でM5.0・震度3の地震が約10kmの距離(深さ39km)で起きていた他、1945年01月13日に愛知県西部でM5.3・震度2の地震が約11kmの距離(深さ26km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1945年01月16日に約19kmの距離で発生した愛知県西部M6.4・震度4(深さ13km)であった。
 

中部地方と愛知県西部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在332予測。また愛知県西部など震源地別予測が現在1207予測となっている。

方面別予測において現在、計332予測中、Aクラスは13予測、Bクラスは47予測、Cクラスは272予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が22予測となっている。

また震源地予測では現在、計1207予測中、Aクラスが19予測、Bクラスが101予測、Cクラスが1087予測となっており、このうち愛知県西部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では中部地方の現在の危険度は100%以下、愛知県西部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」愛知県西部M2.5の類似42事例以後の発震傾向性

今回の愛知県西部M2.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた42件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

愛知県西部を含む中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは42事例中4例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中部地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中部地方への繋がりは通常程度と言える。

中部地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

東海道南方沖 42事例中1例
山梨県東部・富士五湖 42事例中1例
駿河湾 42事例中1例
長野県中部 42事例中1例

また、関西地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが42事例中5例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関西地方における繋がりは42事例中5例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度と言える。

関西地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

三重県南東沖 42事例中3例
和歌山県北部 42事例中1例
淡路島付近 42事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。