• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年10月01日に鹿児島湾でM2.3・震度1、297日ぶり今年1回目の有感地震

10月01日に鹿児島湾でM2.3・震度1、297日ぶり今年1回目の有感地震


 

気象庁の震度データベースによると2020年10月01日11:22に鹿児島湾でM2.3・震度1の地震が発生していた。速報では伝えられていなかった地震。これにより鹿児島湾では297日ぶりの有感地震が記録されたこととなる。

 

鹿児島湾における今回の地震について

2020年10月01日11:22 M2.3・震度1 鹿児島湾(深さ約8km)

鹿児島湾で有感地震が観測されたのは2019年12月09日のM3.2・震度1以来297日ぶり。今回の震源からは約7km離れた場所で深さは118kmであった。その前は2019年01月05日のM4.0・震度2で、今回の震源から約12km離れた場所で深さは109kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震20事例のうち、その後1ヶ月以内に鹿児島湾を含む九州地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは20事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に九州地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、九州地方への繋がりは少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の沖縄地方における繋がりは20事例中4例で平均発生頻度1に対し0.6と少ないと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

鹿児島湾と九州地方の最近の地震活動

鹿児島湾で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が69回であるのに対し2019年に鹿児島湾における1週間平均値は8回であったことから、現在の状況は多いと言える。

鹿児島湾を含む九州地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は549回で、2019年に九州地方で記録された地震数は1週間当たり513回であったので、九州地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては1回目。鹿児島湾では2019年に2回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計0回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

鹿児島湾における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2017年07月11日 M5.3 震度5強 鹿児島湾
1949年03月20日 M5.9 震度3 鹿児島湾
1932年11月18日 M5.0 震度2 鹿児島湾

鹿児島湾を含む九州地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月03日の薩摩半島西方沖M6.2・震度3が挙げられる。
 

鹿児島湾の過去の地震データ

1919年以降、鹿児島湾で発生してきた有感地震は91回でそのうちM5.0以上は3回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1949年03月20日のM5.9・震度3で深さは165kmであった。

鹿児島湾において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1949年03月20日 M5.9 震度3 鹿児島湾
2017年07月11日 M5.3 震度5強 鹿児島湾
1932年11月18日 M5.0 震度2 鹿児島湾

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2017年07月11日に鹿児島湾でM5.3・震度5強の地震が約5kmの距離(深さ10km)で起きていた他、1949年03月20日に鹿児島湾でM5.9・震度3の地震が約8kmの距離(深さ165km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1949年03月20日に約8kmの距離で発生した鹿児島湾M5.9・震度3(深さ165km)であった。
 

九州地方と鹿児島湾における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は九州地方など方面別予測が現在332予測。また鹿児島湾など震源地別予測が現在1207予測となっている。

方面別予測において現在、計332予測中、Aクラスは13予測、Bクラスは47予測、Cクラスは272予測。このうち九州地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計1207予測中、Aクラスが19予測、Bクラスが101予測、Cクラスが1087予測となっており、このうち鹿児島湾に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では九州地方の現在の危険度は100%以下、鹿児島湾の危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」鹿児島湾M2.3の類似20事例以後の発震傾向性

今回の鹿児島湾M2.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた20件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

鹿児島湾を含む九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは20事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に九州地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、九州地方への繋がりは少ないと言える。

九州地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

日向灘 20事例中1例

また、沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが20事例中4例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の沖縄地方における繋がりは20事例中4例で平均発生頻度1に対し0.6と少ないと言える。

沖縄地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

沖縄本島北西沖 20事例中2例
与那国島近海 20事例中1例
奄美大島北東沖 20事例中1例
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。