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2020年10月08日鹿児島県大隅地方で3年3ヶ月ぶりの有感地震M2.2・震度1、九州地方M6クラス以上の傾向性

鹿児島県大隅地方で3年3ヶ月ぶりの有感地震M2.2・震度1、九州地方M6クラス以上の傾向性


 

気象庁によると2020年10月08日00:23に鹿児島県大隅地方でM2.2・震度1の地震が発生した。鹿児島県大隅地方で有感地震が記録されたのは1186日ぶり。

 

鹿児島県大隅地方における今回の地震について

2020年10月08日00:23 M2.2・震度1 鹿児島県大隅地方(深さごく浅い)

鹿児島県大隅地方で有感地震が観測されたのは2017年07月10日のM3.5・震度2以来1186日ぶり。今回の震源からは約121km離れた場所で深さは54kmであった。その前は2017年06月12日のM3.3・震度1で、今回の震源から約46km離れた場所で深さは90kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震11事例のうち、その後1ヶ月以内に鹿児島県大隅地方を含む九州地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは11事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に九州地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.9に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、九州地方への繋がりは多いと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の沖縄地方における繋がりは11事例中2例で平均発生頻度1に対し0.5と少ない、関西地方における繋がりは11事例中2例で平均発生頻度1に対し1.7で多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

鹿児島県大隅地方と九州地方の最近の地震活動

鹿児島県大隅地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が1回であるのに対し2019年に鹿児島県大隅地方における1週間平均値は2回であったことから、現在の状況は少ないと言える。

鹿児島県大隅地方を含む九州地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は492回で、2019年に九州地方で記録された地震数は1週間当たり513回であったので、九州地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

鹿児島県大隅地方を含む九州地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年05月03日の薩摩半島西方沖M6.2・震度3が挙げられる。
 

鹿児島県大隅地方の過去の地震データ

1919年以降、鹿児島県大隅地方で発生してきた有感地震は20回だが、M5.0を超える地震は観測されてこなかった(規模不明は除く)。

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1960年03月04日に薩摩半島西方沖でM6.1・震度4の地震が約19kmの距離(深さ140km)で起きていた。
 

九州地方と鹿児島県大隅地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は九州地方など方面別予測が現在347予測。また鹿児島県大隅地方など震源地別予測が現在1320予測となっている。

方面別予測において現在、計347予測中、Aクラスは11予測、Bクラスは46予測、Cクラスは290予測。このうち九州地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計1320予測中、Aクラスが16予測、Bクラスが101予測、Cクラスが1203予測となっており、このうち鹿児島県大隅地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では九州地方の現在の危険度は100%以下、鹿児島県大隅地方の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」鹿児島県大隅地方M2.2の類似11事例以後の発震傾向性

今回の鹿児島県大隅地方M2.2の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた11件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

鹿児島県大隅地方を含む九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは11事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に九州地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.9に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、九州地方への繋がりは多いと言える。

九州地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

熊本県熊本地方 11事例中1例
熊本県阿蘇地方 11事例中1例
薩摩半島西方沖 11事例中1例
大隅半島東方沖 11事例中1例

また、沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが11事例中2例、関西地方では11事例中2例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の沖縄地方における繋がりは11事例中2例で平均発生頻度1に対し0.5と少ない、関西地方における繋がりは11事例中2例で平均発生頻度1に対し1.7で多いという結果であった。

沖縄地方及び関西地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

沖縄本島北西沖 11事例中1例
奄美大島北東沖 11事例中1例

和歌山県北部 11事例中1例
三重県南東沖 11事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。