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2020年10月08日パプアニューギニアでM6.3、7日前にも周辺でM6.0地震起きたばかり

パプアニューギニアでM6.3、7日前にも周辺でM6.0地震起きたばかり


 

USGSによると日本時間2020年10月08日16:35にパプアニューギニアでM6.3の地震が発生した。速報値ではM6.7とされていたが、その後M6.3と情報が更新された。今回の震源周辺では日本時間2020年10月01日にパプアニューギニアでM6.0の地震が今回の震源からは約274km離れた場所で起きていた。

 

パプアニューギニアにおける今回の地震について

日本時間2020年10月08日16:35 M6.3 パプアニューギニア(深さ約104km)

速報値ではM6.7とされていたが、その後M6.3と情報が更新された。

今回の地震は2020年に世界で発生したM6.0以上の地震としては2020年10月06日にフィジーで発生したM6.0以来2日ぶりで、2020年としては98回目となる(発生日時は日本時間)。

パプアニューギニアでM5.5以上の地震が観測されたのは海外時間(UTC)2020年10月01日のM6.0以来7日ぶりで今年19回目。前回の地震は今回の震源から約274km離れた位置であった。その前は海外時間(UTC)2020年08月25日のM6.2で、今回の震源から約621km離れていた。

今回の震源付近では上記の通り7日前にもM6.0の地震が起きたばかりであり、震源の深さも109kmと今回と同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震19事例のうち、その後1ヶ月以内にパプアニューギニアを含む大洋州でM7クラス以上の地震が起きていたのは19事例中7例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に大洋州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、大洋州への繋がりはやや少ないと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の南太平洋における繋がりは19事例中1例で平均発生頻度1に対し2.7と多い、中南米における繋がりは19事例中11例で平均発生頻度1に対し1.7で多いという結果であった。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の19事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは19事例中4例であった。これは通常時の1に対し0.9で通常程度と言える。
 

パプアニューギニアの最近の地震活動

パプアニューギニアにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が15回。2019年にパプアニューギニアの1ヶ月当たり平均発生数は30.0回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

パプアニューギニアでは2019年にM6.0以上の地震が9回発生、そのうちM7.0以上の大地震は2回であった。

2019年にパプアニューギニアで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年05月14日 M7.6 パプアニューギニア(深さ約10km)
2019年05月06日 M7.1 パプアニューギニア(深さ約146km)
2019年02月17日 M6.4 パプアニューギニア(深さ約368km)
2019年07月15日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約42km)
2019年01月17日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

パプアニューギニアでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が9回、M7.0以上の大地震が1回起きている。

2020年にパプアニューギニアで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年07月17日 M7.0 パプアニューギニア(深さ約80km)
2020年04月25日 M6.3 パプアニューギニア(深さ約17km)
2020年02月09日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約31km)
2020年08月25日 M6.2 パプアニューギニア(深さ約22km)
2020年05月07日 M6.1 パプアニューギニア(深さ約466km)
 

パプアニューギニアの過去の地震データ

1901年以降、パプアニューギニアで発生してきたM6.0以上の地震は808回でそのうちM7.0以上であったのが82回。20世紀以降、過去最大だったのは1971年07月26日のM8.1で深さは約40kmであった。

パプアニューギニアで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1971年07月26日 M8.1 パプアニューギニア(深さ約40km)
1906年09月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約35km)
1971年07月14日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約40km)
2000年11月16日 M8.0 パプアニューギニア(深さ約33km)
1916年01月01日 M7.9 パプアニューギニア(深さ約35km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約300km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1993年10月13日にパプアニューギニアでM6.5の地震が約16kmの距離(深さ33km)で起きていた他、1993年10月13日にパプアニューギニアでM6.9の地震が約26kmの距離(深さ25km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約300km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは1906年09月14日に123kmの距離で発生したパプアニューギニア M8.0(深さ35km)であった。(時刻は海外時間(UTC))。
 

大洋州とパプアニューギニアにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は大洋州など方面別予測が現在669予測。またパプアニューギニアなど震源地別予測が現在3,051予測となっている。

方面別予測において現在、計669予測中、Aクラスは32予測、Bクラスは146予測、Cクラスは491予測。このうち大洋州に対してはAクラス予測が10予測、Bクラス予測が50予測、Cクラス予測が0予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,051予測中、Aクラスが38予測、Bクラスが208予測、Cクラスが2,805予測となっており、このうちパプアニューギニアに対してはAクラスが4予測、Bクラスが40予測、Cクラスが17予測となっている。

通常時との比較では大洋州の現在の危険度は100%以上、パプアニューギニアの危険度は150%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」パプアニューギニアM6.3の類似19事例以降の発震傾向性

今回のパプアニューギニアM6.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた19件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

パプアニューギニアを含む大洋州で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは19事例中7例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降に大洋州で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.7に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、大洋州への繋がりはやや少ないと言える。

大洋州で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

フィジー 19事例中4例
パプアニューギニア 19事例中3例
ニュージーランド 19事例中1例
バヌアツ 19事例中1例
ロイヤリティ諸島 19事例中1例

それ以外では南太平洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが19事例中1例、中南米では19事例中11例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の南太平洋における繋がりは19事例中1例で平均発生頻度1に対し2.7と多い、中南米における繋がりは19事例中11例で平均発生頻度1に対し1.7で多いという結果であった。

南太平洋及び中南米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

東太平洋海嶺 19事例中1例

メキシコ 19事例中4例
チリ 19事例中2例
ペルー 19事例中2例
パナマ 19事例中2例
リーワード諸島 19事例中1例
アルゼンチン 19事例中1例
コロンビア 19事例中1例
グアテマラ 19事例中1例

また、今回のパプアニューギニアにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは19事例中4例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.9で通常程度という結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1936年03月02日 M6.7・震度3 十勝沖
1964年05月07日 M6.9・震度4 秋田県沖
1982年09月06日 M6.6・震度3 鳥島近海
1987年04月07日 M6.6・震度5 福島県沖
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。