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2020年10月08日グリーンランド東のヤンマイエン島でM5.0、M5超える地震は2年ぶり

グリーンランド東のヤンマイエン島でM5.0、M5超える地震は2年ぶり


 

USGSによると日本時間2020年10月08日19:42にグリーンランド東方に位置するヤンマイエン島でM5.0の地震が発生した。ヤンマイエン島付近でM5を超える地震が起きたのは2018年11月以来およそ2年ぶり。

 

ヤンマイエン島における今回の地震について

日本時間2020年10月08日19:42 M5.0 ヤンマイエン島(深さ約10km)

ヤンマイエン島付近では08月にM4.5の地震が発生していたが、M5を超える規模の地震としては2018年11月以来。この時は2018年11月09日にM6.7のM7クラス地震が起き、その6日後にM5.2が記録されていた。

2018年11月09日のM6.7は今回の震源から約16kmとごく近くで深さも約10kmと同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震15事例のうち、その後1ヶ月以内にヤンマイエン島を含む北極・南極でM7クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の北米における繋がりは15事例中2例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度と言える。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の15事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは15事例中5例であった。これは通常時の1に対し1.5でやや多いと言える。
 

ヤンマイエン島の最近の地震活動

ヤンマイエン島における最近の地震発生状況は、直近の1ヶ月間でM4.5以上地震は発生していないが、2019年のヤンマイエン島の1ヶ月当たり平均発生数は1回以下であった。

ヤンマイエン島では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

ヤンマイエン島では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年にヤンマイエン島で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年02月19日 M4.5 ヤンマイエン島(深さ約10km)
2020年08月26日 M4.5 ヤンマイエン島(深さ約10km)
 

ヤンマイエン島の過去の地震データ

1901年以降、ヤンマイエン島で発生してきたM6.0以上の地震は12回でそのうちM7.0以上であったのが0回。20世紀以降、過去最大だったのは2012年08月30日のM6.8で深さは約14kmであった。

ヤンマイエン島で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
2012年08月30日 M6.8 ヤンマイエン島(深さ約14km)
2018年11月09日 M6.7 ヤンマイエン島(深さ約10km)
1922年04月08日 M6.5 ヤンマイエン島(深さ約15km)
1923年10月10日 M6.5 ヤンマイエン島(深さ約15km)
1975年04月16日 M6.5 ヤンマイエン島(深さ約13km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約200km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると2018年11月09日にヤンマイエン島でM6.7の地震が約16kmの距離(深さ10km)で起きていた他、2012年08月30日にヤンマイエン島でM6.8の地震が約88kmの距離(深さ14km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約200km以内で記録されてきた地震を規模順にすると最大だったのは2012年08月30日に88kmの距離で発生したヤンマイエン島 M6.8(深さ14km)であった。(時刻は海外時間(UTC))
 

北極・南極とヤンマイエン島における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北極・南極など方面別予測が現在681予測。またヤンマイエン島など震源地別予測が現在3,094予測となっている。

方面別予測において現在、計681予測中、Aクラスは32予測、Bクラスは149予測、Cクラスは500予測。このうち北極・南極に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が33予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,094予測中、Aクラスが38予測、Bクラスが212予測、Cクラスが2,844予測となっており、このうちヤンマイエン島に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが12予測となっている。

通常時との比較では北極・南極の現在の危険度は100%以上、ヤンマイエン島の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ヤンマイエン島M5.0の類似15事例以降の発震傾向性

今回のヤンマイエン島M5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた15件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回のヤンマイエン島M5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた15件の事例について、ヤンマイエン島を含む北極・南極でその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

それ以外では北米で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが15事例中2例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の北米における繋がりは15事例中2例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度と言える。

北米で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

アラスカ 15事例中2例

また、今回のヤンマイエン島における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは15事例中5例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し1.5でやや多いという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1986年06月24日 M6.4・震度4 千葉県南東沖
2000年07月30日 M6.5・震度6弱 三宅島近海(2000年新島・神津島・三宅島近海群発地震のひとつ)
2000年10月06日 M7.3・震度6強 鳥取県西部(鳥取県西部地震)
2005年11月15日 M7.2・震度3 三陸沖
2008年05月08日 M7.0・震度5弱 茨城県沖
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。