• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年10月10日青森県津軽南部でM3.3・震度1、51日ぶり今年3回目の有感地震

青森県津軽南部でM3.3・震度1、51日ぶり今年3回目の有感地震


 

気象庁によると2020年10月10日08:11に青森県津軽南部でM3.3・震度1の地震が発生した。青森県津軽南部で有感地震が記録されたのは51日ぶり。今年3回目となる有感地震であった。

 

青森県津軽南部における今回の地震について

2020年10月10日08:11 M3.3・震度1 青森県津軽南部(深さ約10km)

青森県津軽南部で有感地震が観測されたのは2020年08月20日のM2.3・震度1以来51日ぶり。今回の震源からは約32km離れた場所で深さは11kmであった。その前は2020年04月28日のM2.8・震度1で、今回の震源から約37km離れた場所で深さは12kmであった。

今回の震源からやや東側には青森湾西岸断層帯と津軽山地西縁断層帯がそれぞれ南北に走っており、前者ではM7.3程度の地震が30年以内に0.5~1%の確率で、後者では最大M7.3程度の地震が不明の確率でそれぞれ予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震7事例のうち、その後1ヶ月以内に青森県津軽南部を含む東北地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは7事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりは少ないと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のロシアにおける繋がりは7事例中2例で平均発生頻度1に対し3.3で多いという結果であった。ロシアで1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた2例はいずれもオホーツク海であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

青森県津軽南部と東北地方の最近の地震活動

青森県津軽南部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が4回であるのに対し2019年に青森県津軽南部における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

青森県津軽南部を含む東北地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は1,028回で、2019年に東北地方で記録された地震数は1週間当たり790回であったので、東北地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては3回目。青森県津軽南部では2019年に有感地震は発生しなかった。

2020年としてはこれまでの計2回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が0回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

青森県津軽南部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1973年09月05日 M5.5 震度2 青森県津軽南部

青森県津軽南部を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月12日の宮城県沖M6.2・震度4が挙げられる。
 

青森県津軽南部の過去の地震データ

1919年以降、青森県津軽南部で発生してきた有感地震は35回でそのうちM5.0以上は1回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1973年09月05日のM5.5・震度2で深さは200kmであった。

青森県津軽南部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1973年09月05日 M5.5 震度2 青森県津軽南部

今回の震源から30km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

東北地方と青森県津軽南部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は東北地方など方面別予測が現在347予測。また青森県津軽南部など震源地別予測が現在1320予測となっている。

方面別予測において現在、計347予測中、Aクラスは11予測、Bクラスは46予測、Cクラスは290予測。このうち東北地方に対してはAクラス予測が4予測、Bクラス予測が15予測、Cクラス予測が7予測となっている。

また震源地予測では現在、計1320予測中、Aクラスが16予測、Bクラスが101予測、Cクラスが1203予測となっており、このうち青森県津軽南部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では東北地方の現在の危険度は100%以上、青森県津軽南部の危険度は100%前後となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」青森県津軽南部M3.3の類似7事例以後の発震傾向性

今回の青森県津軽南部M3.3の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた7件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

青森県津軽南部を含む東北地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは7事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に東北地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.5に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、東北地方への繋がりは少ないと言える。

東北地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

三陸沖 7事例中1例
福島県沖 7事例中1例
岩手県沖 7事例中1例

また、ロシアで今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが7事例中2例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合のロシアにおける繋がりは7事例中2例で平均発生頻度1に対し3.3で多いという結果であった。

ロシアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

オホーツク海 7事例中1例
オホーツク海南部 7事例中1例

追記:10月10日の青森県津軽南部M3.3は青森県津軽北部M3.2・震度1に、1年4ヶ月ぶり有感地震
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。