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2020年10月10日宮古島近海でM3.0・震度1、05月27日のM5.2付近の浅い震源

宮古島近海でM3.0・震度1、05月27日のM5.2付近の浅い震源


 

気象庁によると2020年10月10日18:36に宮古島近海でM3.0・震度1の地震が発生した。宮古島近海で有感地震が記録されたのは13日ぶり。今年17回目となる有感地震であった。

 

宮古島近海における今回の地震について

2020年10月10日18:36 M3.0・震度1 宮古島近海(深さ約20km)

宮古島近海で有感地震が観測されたのは2020年09月27日のM3.7・震度1以来13日ぶり。今回の震源からは約28km離れた場所で深さは27kmであった。その前は2020年09月27日のM4.7・震度3で、今回の震源から約28km離れた場所で深さは28kmであった。

今回の震源は宮古島の北端付近で、2020年05月27日のM5.2・震度3の震源から約13kmと近い位置であったが、M5.2は深さ51kmと今回より深い位置であった。

宮古島付近には宮古島断層帯が走っており、M6.9~M7.2程度の地震が30年以内に不明の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震15事例のうち、その後1ヶ月以内に宮古島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは15事例中5例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりはやや多いと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の九州地方における繋がりは15事例中1例で平均発生頻度1に対し0.5と少ない、アジアにおける繋がりは15事例中3例で平均発生頻度1に対し1.4でやや多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

宮古島近海と沖縄地方の最近の地震活動

宮古島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が20回であるのに対し2019年に宮古島近海における1週間平均値は28回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

宮古島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は262回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては17回目。宮古島近海では2019年に16回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計16回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が8回、M4.0~4.9が5回、M5.0以上が2回となっている。

宮古島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年07月20日 M5.0 震度2 宮古島近海
2020年05月27日 M5.2 震度3 宮古島近海
2017年06月03日 M5.3 震度1 宮古島近海
2017年05月30日 M5.3 震度1 宮古島近海
2017年05月09日 M5.0 震度1 宮古島近海

宮古島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年10月03日の種子島近海M5.1・震度2が挙げられる。
 

宮古島近海の過去の地震データ

1919年以降、宮古島近海で発生してきた有感地震は487回でそのうちM5.0以上であったのが66回。またM6.0以上は12回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1926年08月07日のM7.0・震度4で深さは28kmであった。

宮古島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1926年08月07日 M7.0 震度4 宮古島近海
2009年08月05日 M6.5 震度4 宮古島近海
2010年10月04日 M6.4 震度4 宮古島近海
2017年05月09日 M6.4 震度3 宮古島近海
1981年12月12日 M6.3 震度3 宮古島近海

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1997年06月19日に宮古島近海でM5.1・震度4の地震が約6kmの距離(深さ53km)で起きていた他、1971年10月21日に宮古島近海でM5.0・震度3の地震が約9kmの距離(深さ40km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは2002年06月05日に約13kmの距離で発生した宮古島近海M5.2・震度3(深さ50km)であった。
 

沖縄地方と宮古島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在347予測。また宮古島近海など震源地別予測が現在1320予測となっている。

方面別予測において現在、計347予測中、Aクラスは11予測、Bクラスは46予測、Cクラスは290予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が2予測、Bクラス予測が7予測、Cクラス予測が17予測となっている。

また震源地予測では現在、計1320予測中、Aクラスが16予測、Bクラスが101予測、Cクラスが1203予測となっており、このうち宮古島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが1予測、Cクラスが11予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、宮古島近海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」宮古島近海M3.0の類似15事例以後の発震傾向性

今回の宮古島近海M3.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた15件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

宮古島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは15事例中5例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.4に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりはやや多いと言える。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

沖縄本島近海 15事例中2例
石垣島近海 15事例中2例
宮古島近海 15事例中1例
奄美大島近海 15事例中1例
奄美大島北東沖 15事例中1例

また、九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが15事例中1例、アジアでは15事例中3例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の九州地方における繋がりは15事例中1例で平均発生頻度1に対し0.5と少ない、アジアにおける繋がりは15事例中3例で平均発生頻度1に対し1.4でやや多いという結果であった。

九州地方及びアジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

大隅半島東方沖 15事例中1例

台湾付近 15事例中3例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。