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2020年10月12日ギリシャでM5.1、11日ぶり今年24回目のM5以上地震

ギリシャでM5.1、11日ぶり今年24回目のM5以上地震


 

USGSによると日本時間2020年10月12日09:30にギリシャでM5.1の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年10月01日にギリシャでM5.1の地震が今回の震源からは約119km離れた場所で起きていた。

 

ギリシャにおける今回の地震について

日本時間2020年10月12日09:30 M5.1 ギリシャ(深さ約10km)

ギリシャでM5.0以上地震が観測されたのは2020年10月01日のM5.1以来11日ぶりで今年24回目。前回の地震は今回の震源から約119km離れた位置であった。その前は2020年09月18日のM5.9で、今回の震源から約117km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震28事例のうち、その後1ヶ月以内にギリシャを含む欧州でM7クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の28事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは28事例中7例であった。これは通常時の1に対し1.1で通常程度と言える。
 

ギリシャの最近の地震活動

ギリシャにおける最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が3回。2019年にギリシャの1ヶ月当たり平均発生数は4.8回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数がやや少ないと言える状態である。

ギリシャでは2019年にM6.0以上の地震が1回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年にギリシャで記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年11月27日 M6.0 ギリシャ(深さ約63km)

※海外時間(UTC)

ギリシャでは2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が1回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年にギリシャで発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年05月02日 M6.5 ギリシャ(深さ約10km)
2020年09月18日 M5.9 ギリシャ(深さ約45km)
2020年01月30日 M5.8 ギリシャ(深さ約10km)
2020年05月18日 M5.8 ギリシャ(深さ約10km)
2020年03月21日 M5.7 ギリシャ(深さ約10km)
 

ギリシャの過去の地震データ

1901年以降、ギリシャで発生してきたM6.0以上の地震は89回でそのうちM7.0以上であったのが6回。20世紀以降、過去最大だったのは1956年07月09日のM7.7で深さは約20kmであった。

ギリシャで過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1956年07月09日 M7.7 ギリシャ(深さ約20km)
1947年10月06日 M7.3 ギリシャ(深さ約15km)
1948年02月09日 M7.3 ギリシャ(深さ約15km)
1957年04月25日 M7.3 ギリシャ(深さ約35km)
1957年04月24日 M7.1 ギリシャ(深さ約35km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約100km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1948年02月09日にギリシャでM7.3の地震が約97kmの距離(深さ15km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

欧州とギリシャにおける地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測は欧州など方面別予測が現在695予測。またギリシャなど震源地別予測が現在3,216予測となっている。

方面別予測において現在、計695予測中、Aクラスは32予測、Bクラスは150予測、Cクラスは513予測。このうち欧州に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が52予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,216予測中、Aクラスが37予測、Bクラスが208予測、Cクラスが2,971予測となっており、このうちギリシャに対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが39予測となっている。

通常時との比較では欧州の現在の危険度は100%以下、ギリシャの危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」ギリシャM5.1の類似28事例以降の発震傾向性

今回のギリシャM5.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた28件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回のギリシャM5.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた28件の事例について、ギリシャを含む欧州でその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかった。

また、今回のギリシャにおける地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは28事例中7例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し1.1で通常程度という結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1984年03月06日 M7.6・震度4 鳥島近海
1987年12月17日 M6.7・震度5 千葉県東方沖(千葉県東方沖地震)
1993年07月12日 M7.8・震度5 北海道南西沖(北海道南西沖地震)
2005年08月16日 M7.2・震度6弱 宮城県沖(2005年宮城県沖地震)
2007年09月28日 M7.6・震度2 マリアナ諸島
2008年06月14日 M7.2・震度6強 岩手県内陸南部(岩手・宮城内陸地震)
2015年05月13日 M6.8・震度5強 宮城県沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。