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2020年10月13日石川県能登地方でM2.8・震度1、190日ぶり今年10回目の有感地震

石川県能登地方でM2.8・震度1、190日ぶり今年10回目の有感地震


 

気象庁によると2020年10月13日10:01に石川県能登地方でM2.8・震度1の地震が発生した。石川県能登地方で有感地震が記録されたのは190日ぶり。今年10回目となる有感地震であった。

 

石川県能登地方における今回の地震について

2020年10月13日10:01 M2.8・震度1 石川県能登地方(深さ約10km)

石川県能登地方で有感地震が観測されたのは2020年04月06日のM4.0・震度3以来190日ぶり。今回の震源からは約48km離れた場所で深さは12kmであった。その前は2020年03月13日のM3.2・震度1で、今回の震源から約47km離れた場所で深さは12kmであった。

石川県能登地方では今年、03月13日にM5.5・震度5強のM6クラス地震とその後7回の有感地震が当日に相次いでいた。これらの震源は今回から約50km前後離れていた。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震6事例のうち、その後1ヶ月以内に石川県能登地方を含む北陸地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

石川県能登地方と北陸地方の最近の地震活動

石川県能登地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が10回であるのに対し2019年に石川県能登地方における1週間平均値は6回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

石川県能登地方を含む北陸地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は78回で、2019年に北陸地方で記録された地震数は1週間当たり113回であったので、北陸地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては10回目。石川県能登地方では2019年に9回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計9回のうちM3.0未満だったのが1回、M3.0~3.9が6回、M4.0~4.9が1回、M5.0以上が1回となっている。

石川県能登地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年03月13日 M5.5 震度5強 石川県能登地方
2007年03月25日 M5.3 震度5弱 石川県能登地方
1979年05月28日 M5.0 震度1 石川県能登地方
1933年09月21日 M6.0 震度4 石川県能登地方

石川県能登地方を含む北陸地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月04日の福井県嶺北M5.0・震度5弱が挙げられる。
 

石川県能登地方の過去の地震データ

1919年以降、石川県能登地方で発生してきた有感地震は271回でそのうちM5.0以上であったのが3回、M6.0以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1933年09月21日のM6.0・震度4で深さは20kmであった。

石川県能登地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1933年09月21日 M6.0 震度4 石川県能登地方
2020年03月13日 M5.5 震度5強 石川県能登地方
2007年03月25日 M5.3 震度5弱 石川県能登地方
1979年05月28日 M5.0 震度1 石川県能登地方

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1993年02月16日に能登半島沖でM5.0・震度3の地震が約14kmの距離(深さ24km)で起きていた他、1993年02月07日に能登半島沖でM6.6・震度5の地震が約18kmの距離(深さ25km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1993年02月07日に約18kmの距離で発生した能登半島沖M6.6・震度5(深さ25km)であった。
 

北陸地方と石川県能登地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北陸地方など方面別予測が現在339予測。また石川県能登地方など震源地別予測が現在1306予測となっている。

方面別予測において現在、計339予測中、Aクラスは10予測、Bクラスは45予測、Cクラスは284予測。このうち北陸地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が14予測となっている。

また震源地予測では現在、計1306予測中、Aクラスが15予測、Bクラスが96予測、Cクラスが1195予測となっており、このうち石川県能登地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では北陸地方の現在の危険度は100%以下、石川県能登地方の危険度は100%以上となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」石川県能登地方M2.8の類似6事例以後の発震傾向性

今回の石川県能登地方M2.8の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、石川県能登地方を含む北陸地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。