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2020年10月13日アラビア海でM5.4、周辺では約190kmの距離で08月にM5.2の地震

アラビア海でM5.4、周辺では約190kmの距離で08月にM5.2の地震


 

USGSによると日本時間2020年10月13日18:29にアラビア海でM5.4の地震が発生した。今回の震源周辺では日本時間2020年08月25日にカールスバーグ海嶺でM5.2の地震が今回の震源からは約187km離れた場所で起きていた。

 

アラビア海における今回の地震について

日本時間2020年10月13日18:29 M5.4 アラビア海(深さ約10km)

今回の震源から距離500km以内でM5.0以上の地震が観測されたのは2020年08月25日のM5.2以来49日ぶり。今回の震源から約187km離れた位置であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内にアラビア海を含むインド洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは50事例中2例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降にインド洋で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、インド洋への繋がりはやや少ないと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中東における繋がりは50事例中3例で平均発生頻度1に対し0.6とやや少ない、アフリカにおける繋がりは50事例中2例で平均発生頻度1に対し2.2で多いという結果であった。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の50事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは50事例中12例であった。これは通常時の1に対し1.1で通常程度と言える。
 

今回の震源から500km以内の最近の地震活動

今回の震源から距離500km以内では2019年にM6.0以上の地震が1回発生し、M7.0以上の地震は記録されなかった。

2019年に今回の震源から距離500km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年04月29日 M6.3 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2019年11月14日 M5.5 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から距離500km以内では2020年にこれまでM6.0以上の地震は発生していない。

2020年に今回の震源から距離500km以内で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2020年08月25日 M5.2 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2020年03月20日 M4.8 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2020年07月20日 M4.7 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2020年06月28日 M4.6 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
2020年07月19日 M4.6 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
 

今回の震源から500km以内の過去の地震データ

1901年以降、今回の震源から距離500km以内で発生してきたM6.0以上の地震は14回でそのうちM7.0以上であったのが1回。20世紀以降最大だったのは1954年03月31日のカールスバーグ海嶺M7.1で深さは約15kmであった。

今回の震源から500km以内で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1954年03月31日 M7.1 カールスバーグ海嶺(深さ約15km)
1983年04月08日 M6.7 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
1986年07月07日 M6.5 カールスバーグ海嶺(深さ約8km)
1995年05月26日 M6.5 カールスバーグ海嶺(深さ約62km)
1996年10月01日 M6.4 カールスバーグ海嶺(深さ約10km)
※海外時間(UTC)

また今回の震源から約500km以内でこれまでに発生したM6.5以上のM7クラス地震を距離の近い順に並べると1954年03月31日にカールスバーグ海嶺でM7.1の地震が約199kmの距離(深さ15km)で起きていた他、1995年05月26日にカールスバーグ海嶺でM6.5の地震が約201kmの距離(深さ62km)で起きていた。(時刻は海外時間(UTC))
 

インド洋とアラビア海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はインド洋など方面別予測が現在691予測。またアラビア海など震源地別予測が現在3,236予測となっている。

方面別予測において現在、計691予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは149予測、Cクラスは511予測。このうちインド洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が56予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,236予測中、Aクラスが35予測、Bクラスが201予測、Cクラスが3,000予測となっており、このうちアラビア海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較ではインド洋の現在の危険度は100%以下、アラビア海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」アラビア海M5.4の類似50事例以降の発震傾向性

今回のアラビア海M5.4の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

アラビア海を含むインド洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中2例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降にインド洋で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合0.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、インド洋への繋がりはやや少ないと言える。

インド洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

南インド洋 50事例中1例
南東インド洋海嶺 50事例中1例

それ以外では中東で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが50事例中3例、アフリカでは50事例中2例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中東における繋がりは50事例中3例で平均発生頻度1に対し0.6とやや少ない、アフリカにおける繋がりは50事例中2例で平均発生頻度1に対し2.2で多いという結果であった。

中東及びアフリカで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

イラン 50事例中2例
カザフスタン 50事例中1例

エジプト 50事例中1例
スーダン 50事例中1例

また、今回のアラビア海における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは50事例中12例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し1.1で通常程度という結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1951年06月06日 M6.5・震度3 種子島南東沖
1959年01月22日 M6.8・震度4 福島県沖
1969年04月01日 M6.5・震度3 日本海中部
1982年01月02日 M6.3・震度3 父島近海
1983年08月26日 M6.6・震度4 大分県北部
1987年02月06日 M6.7・震度5 福島県沖
1990年09月24日 M6.6・震度3 東海道南方沖
1993年10月12日 M6.9・震度4 東海道南方沖
2003年05月26日 M7.1・震度6弱 宮城県沖
2004年05月30日 M6.7・震度1 関東東方沖
2004年09月05日 M7.4・震度5弱 三重県南東沖(紀伊半島南東沖地震)
2005年11月15日 M7.2・震度3 三陸沖
 

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※画像はU.S. Geological Surveyより。