• NewsFlash
  • 国内M5クラス以上、海外M6クラス以上地震は国内地震・海外地震をご覧下さい。
2020年10月15日中央インド洋海嶺でM5.0、25日ぶり今年12回目のM5以上地震

中央インド洋海嶺でM5.0、25日ぶり今年12回目のM5以上地震


 

USGSによると日本時間2020年10月15日00:28に中央インド洋海嶺でM5.0の地震が発生した。今回の震源付近では2019年にM5.8の地震が起きていた。

 

中央インド洋海嶺における今回の地震について

日本時間2020年10月15日00:28 M5.0 中央インド洋海嶺(深さ約10km)

中央インド洋海嶺でM5.0以上地震が観測されたのは2020年09月19日のM5.8以来25日ぶりで今年12回目。前回の地震は今回の震源から約2,822km離れた位置であった。その前は2020年06月22日のM5.0で、今回の震源から約2,960km離れていた。(時刻は海外時間(UTC))

今回の震源付近では2019年03月30日にM5.8の地震が距離約68kmで、2017年06月25日にはM5.6の地震が距離約37kmでそれぞれ発生しており、深さも同程度であった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震50事例のうち、その後1ヶ月以内に中央インド洋海嶺を含むインド洋でM7クラス以上の地震が起きていたのは50事例中2例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降にインド洋で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.6に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、インド洋への繋がりは多いと言える。

同様に過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中東における繋がりは50事例中4例で平均発生頻度1に対し0.8と通常程度、アフリカにおける繋がりは50事例中2例で平均発生頻度1に対し2.2で多いという結果であった。

M7クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。

日本においては、今回の震源付近で起きてきた過去の50事例中、1ヶ月以内に日本でM7クラス以上の地震を記録していたのは50事例中7例であった。これは通常時の1に対し0.6でやや少ないと言える。
 

中央インド洋海嶺の最近の地震活動

中央インド洋海嶺における最近の地震発生状況は、過去1ヶ月間で記録されたM4.5以上の地震発生数が1回。2019年に中央インド洋海嶺の1ヶ月当たり平均発生数は4.7回であったことから、現状は前年に比べ地震の回数が少ないと言える状態である。

中央インド洋海嶺では2019年にM6.0以上の地震は起きなかった。

2019年に中央インド洋海嶺で記録された地震を規模順にランキングするとこのようになる。
2019年03月30日 M5.8 中央インド洋海嶺(深さ約8km)
※海外時間(UTC)

中央インド洋海嶺では2020年にこれまでM6.0以上の規模の地震が1回起きているがM7.0以上の大地震は発生していない。

2020年に中央インド洋海嶺で発生した地震を規模の大きい順に抽出するとこのようになる。
2020年04月12日 M6.1 中央インド洋海嶺(深さ約10km)
2020年09月19日 M5.8 中央インド洋海嶺(深さ約10km)
2020年04月17日 M5.7 中央インド洋海嶺(深さ約10km)
2020年05月23日 M5.6 中央インド洋海嶺(深さ約10km)
2020年05月08日 M5.5 中央インド洋海嶺(深さ約10km)
 

中央インド洋海嶺の過去の地震データ

1901年以降、中央インド洋海嶺で発生してきたM6.0以上の地震は54回でそのうちM7.0以上であったのが0回。20世紀以降、過去最大だったのは1954年10月21日のM6.6で深さは約15kmであった。

中央インド洋海嶺で過去に記録されてきたM6.0以上の地震を規模順に並べるとこのようになる。
1954年10月21日 M6.6 中央インド洋海嶺(深さ約15km)
1966年02月17日 M6.6 中央インド洋海嶺(深さ約15km)
1928年05月31日 M6.5 中央インド洋海嶺(深さ約10km)
1975年07月14日 M6.5 中央インド洋海嶺(深さ約33km)
1976年11月02日 M6.5 中央インド洋海嶺(深さ約33km)
※海外時間(UTC)

今回の震源から約300km以内ではこれまでM6.5以上のM7クラス地震は起きてこなかった。
 

インド洋と中央インド洋海嶺における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、世界・海外(日本を含む)で2ヶ月以内にM6.5以上・M7クラス以上地震が発生する可能性のある予測はインド洋など方面別予測が現在681予測。また中央インド洋海嶺など震源地別予測が現在3,218予測となっている。

方面別予測において現在、計681予測中、Aクラスは31予測、Bクラスは146予測、Cクラスは504予測。このうちインド洋に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が55予測となっている。

また震源地予測では現在、計3,218予測中、Aクラスが35予測、Bクラスが199予測、Cクラスが2,984予測となっており、このうち中央インド洋海嶺に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが24予測となっている。

通常時との比較ではインド洋の現在の危険度は100%以下、中央インド洋海嶺の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」中央インド洋海嶺M5.0の類似50事例以降の発震傾向性

今回の中央インド洋海嶺M5.0の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた50件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM6.5(M7クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

中央インド洋海嶺を含むインド洋で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースは50事例中2例であった。

M7クラス以上地震の発生数は20世紀以降にインド洋で発生してきたM7クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.6に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、インド洋への繋がりは多いと言える。

インド洋で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10ヶ国・地域)。

南西インド洋海嶺 50事例中1例
南インド洋 50事例中1例
プリンス・エドワード諸島 50事例中1例
ニコバル諸島 50事例中1例

それ以外では中東で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM7クラス以上の地震へと繋がっていたケースが50事例中4例、アフリカでは50事例中2例であった。

過去のM7クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中東における繋がりは50事例中4例で平均発生頻度1に対し0.8と通常程度、アフリカにおける繋がりは50事例中2例で平均発生頻度1に対し2.2で多いという結果であった。

中東及びアフリカで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M7クラス以上が起きていた震源と事例数。

アルメニア 50事例中1例
カスピ海 50事例中1例
イラン 50事例中1例
トルコ 50事例中1例

アルジェリア 50事例中1例
スーダン 50事例中1例

また、今回の中央インド洋海嶺における地震の過去事例以降、1ヶ月以内に日本国内でM7クラスが起きていたのは50事例中7例であった。

日本においては過去の発生頻度との比較で1ヶ月以内にM7クラス以上の地震が発生していたのは通常時の1に対し0.6でやや少ないという結果であった。

日本においてM6.5以上のM7クラスが1ヶ月以内に起きていた事例は以下の通りであった。(M6.5以下はUSGSと気象庁の計測値の違い。詳細不明地震は除く)

1983年06月21日 M7.1・震度4 青森県西方沖
1985年04月04日 M6.4・震度2 小笠原諸島西方沖
1985年08月12日 M6.4・震度4 福島県沖
1993年10月12日 M6.9・震度4 東海道南方沖
1996年12月03日 M6.7・震度5弱 日向灘
2000年07月30日 M6.5・震度6弱 三宅島近海(2000年新島・神津島・三宅島近海群発地震のひとつ)
2004年10月23日 M6.8・震度7 新潟県中越地方(新潟県中越地震)
 

※本文に記載の情報は速報値に基づいており、その後情報が更新される場合があります。最新の情報は関係機関にてご確認下さい。
※記事及びデータの使用はご遠慮下さい。当社のポリシーは「無断転載禁止」をご覧下さい。
※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。