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2020年10月17日新潟県中越地方でM3.9・震度3、55日ぶり今年7回目の有感地震

新潟県中越地方でM3.9・震度3、55日ぶり今年7回目の有感地震


 

気象庁によると2020年10月17日13:00に新潟県中越地方でM3.9・震度3の地震が発生した。新潟県中越地方で有感地震が記録されたのは55日ぶり。今年7回目となる有感地震であった。

 

新潟県中越地方における今回の地震について

2020年10月17日13:00 M3.9・震度3 新潟県中越地方(深さ約10km)

新潟県中越地方で有感地震が観測されたのは2020年08月23日のM2.5・震度1以来55日ぶり。今回の震源からは約5km離れた場所で深さは6kmであった。その前は2020年08月06日のM5.1・震度2で、今回の震源から約39km離れた場所で深さは186kmであった。

今回の震源付近にはやや東側に十日町断層帯が南北に走っている。十日町断層帯西部ではM7.4程度の地震が30年以内に3%以上の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震13事例のうち、その後1ヶ月以内に新潟県中越地方を含む北陸地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは13事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に北陸地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.0に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北陸地方への繋がりは多いと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中部地方における繋がりは13事例中2例で平均発生頻度1に対し1.8と多い、関東地方における繋がりは13事例中4例で平均発生頻度1に対し1.5でやや多いという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

新潟県中越地方と北陸地方の最近の地震活動

新潟県中越地方で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が11回であるのに対し2019年に新潟県中越地方における1週間平均値は8回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

新潟県中越地方を含む北陸地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は68回で、2019年に北陸地方で記録された地震数は1週間当たり113回であったので、北陸地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては7回目。新潟県中越地方では2019年に12回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計6回のうちM3.0未満だったのが4回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が1回となっている。

新潟県中越地方における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年08月06日 M5.1 震度2 新潟県中越地方
2005年08月21日 M5.0 震度5強 新潟県中越地方
2005年06月20日 M5.0 震度5弱 新潟県中越地方
2004年12月28日 M5.0 震度5弱 新潟県中越地方
2004年11月10日 M5.3 震度5弱 新潟県中越地方

新潟県中越地方を含む北陸地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月04日の福井県嶺北M5.0・震度5弱が挙げられる。
 

新潟県中越地方の過去の地震データ

1919年以降、新潟県中越地方で発生してきた有感地震は1,762回でそのうちM5.0以上であったのが40回、M6.0以上が6回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2004年10月23日のM6.8・震度7(新潟県中越地震)で深さは13kmであった。

新潟県中越地方において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2004年10月23日 M6.8 震度7 新潟県中越地方(新潟県中越地震)
2004年10月23日 M6.5 震度6強 新潟県中越地方
2004年10月23日 M6.3 震度5強 新潟県中越地方
1933年10月04日 M6.1 震度3 新潟県中越地方
2004年10月27日 M6.1 震度6弱 新潟県中越地方

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2018年05月25日に長野県北部でM5.2・震度5強の地震が約6kmの距離(深さ6km)で起きていた。
 

北陸地方と新潟県中越地方における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は北陸地方など方面別予測が現在362予測。また新潟県中越地方など震源地別予測が現在1391予測となっている。

方面別予測において現在、計362予測中、Aクラスは11予測、Bクラスは49予測、Cクラスは302予測。このうち北陸地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が15予測となっている。

また震源地予測では現在、計1391予測中、Aクラスが15予測、Bクラスが106予測、Cクラスが1270予測となっており、このうち新潟県中越地方に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが2予測となっている。

通常時との比較では北陸地方の現在の危険度は100%以下、新潟県中越地方の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」新潟県中越地方M3.9の類似13事例以後の発震傾向性

今回の新潟県中越地方M3.9の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた13件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

新潟県中越地方を含む北陸地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは13事例中1例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に北陸地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.0に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、北陸地方への繋がりは多いと言える。

北陸地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

能登半島沖 13事例中1例

また、中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが13事例中2例、関東地方では13事例中4例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の中部地方における繋がりは13事例中2例で平均発生頻度1に対し1.8と多い、関東地方における繋がりは13事例中4例で平均発生頻度1に対し1.5でやや多いという結果であった。

中部地方及び関東地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

東海道南方沖 13事例中1例
静岡県東部 13事例中1例

茨城県沖 13事例中3例
千葉県東方沖 13事例中2例
関東東方沖 13事例中1例
茨城県北部 13事例中1例
 

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※画像は気象庁より。