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2020年10月17日安芸灘でM3.5・震度1、244日ぶり今年2回目の有感地震

安芸灘でM3.5・震度1、244日ぶり今年2回目の有感地震


 

気象庁によると2020年10月17日13:53に安芸灘でM3.5・震度1の地震が発生した。安芸灘で有感地震が記録されたのは244日ぶり。今年2回目となる有感地震であった。

 

安芸灘における今回の地震について

2020年10月17日13:53 M3.5・震度1 安芸灘(深さ約50km)

安芸灘で有感地震が観測されたのは2020年02月16日のM3.4・震度1以来244日ぶり。今回の震源からは約16km離れた場所で深さは50kmであった。その前は2019年10月07日のM4.3・震度3で、今回の震源から約27km離れた場所で深さは50kmであった。

今回の震源付近に主要な活断層は確認されていない。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震46事例のうち、その後1ヶ月以内に安芸灘を含む中国地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。
 

安芸灘と中国地方の最近の地震活動

安芸灘で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が4回であるのに対し2019年に安芸灘における1週間平均値は4回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

安芸灘を含む中国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は121回で、2019年に中国地方で記録された地震数は1週間当たり131回であったので、中国地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては2回目。安芸灘では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計1回のうちM3.0未満だったのが0回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

安芸灘における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2001年03月26日 M5.2 震度5強 安芸灘
2001年03月24日 M6.7 震度6弱 安芸灘(芸予地震)
1954年12月18日 M5.0 震度3 安芸灘
1953年07月30日 M5.4 震度4 安芸灘
1949年07月12日 M6.2 震度3 安芸灘

安芸灘を含む中国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

安芸灘の過去の地震データ

1919年以降、安芸灘で発生してきた有感地震は176回でそのうちM5.0以上であったのが5回、M6.0以上が2回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2001年03月24日のM6.7・震度6弱(芸予地震)で深さは46kmであった。

安芸灘において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2001年03月24日 M6.7 震度6弱 安芸灘(芸予地震)
1949年07月12日 M6.2 震度3 安芸灘
1953年07月30日 M5.4 震度4 安芸灘
2001年03月26日 M5.2 震度5強 安芸灘
1954年12月18日 M5.0 震度3 安芸灘

今回の震源から10km以内ではこれまでにM5.0以上の有感地震は発生してこなかった。
 

中国地方と安芸灘における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中国地方など方面別予測が現在362予測。また安芸灘など震源地別予測が現在1391予測となっている。

方面別予測において現在、計362予測中、Aクラスは11予測、Bクラスは49予測、Cクラスは302予測。このうち中国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が17予測となっている。

また震源地予測では現在、計1391予測中、Aクラスが15予測、Bクラスが106予測、Cクラスが1270予測となっており、このうち安芸灘に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが1予測となっている。

通常時との比較では中国地方の現在の危険度は100%以下、安芸灘の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」安芸灘M3.5の類似46事例以後の発震傾向性

今回の安芸灘M3.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた46件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回の安芸灘M3.5の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、安芸灘を含む中国地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

また、九州地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが46事例中6例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の九州地方における繋がりは46事例中6例で平均発生頻度1に対し1.0と通常程度と言える。

九州地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

日向灘 46事例中3例
大隅半島東方沖 46事例中2例
大分県西部 46事例中1例
 

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※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。