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2020年10月18日徳島県北部でM3.1・震度1の地震、中央構造線断層帯のやや南側

徳島県北部でM3.1・震度1の地震、中央構造線断層帯のやや南側


 

気象庁によると2020年10月18日00:16に徳島県北部でM3.1・震度1の地震が発生した。徳島県北部で有感地震が記録されたのは16日ぶり。今年4回目となる有感地震であった。

 

徳島県北部における今回の地震について

2020年10月18日00:16 M3.1・震度1 徳島県北部(深さ約40km)

徳島県北部で有感地震が観測されたのは2020年10月01日のM1.8・震度1以来16日ぶり。今回の震源からは約45km離れた場所で深さは6kmであった。その前は2020年08月11日のM3.2・震度1で、今回の震源から約16km離れた場所で深さは41kmであった。

今回の震源は中央構造線断層帯のやや南側に当たる位置であった。中央構造線断層帯の讃岐山脈南縁東部区間ではM7.7程度の地震が30年以内に1%以下の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震25事例のうち、その後1ヶ月以内に徳島県北部を含む四国地方でM6クラス以上の地震が起きていた事例はなかった。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関西地方における繋がりは25事例中2例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度、九州地方における繋がりは25事例中1例で平均発生頻度1に対し0.3で少ないという結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

徳島県北部と四国地方の最近の地震活動

徳島県北部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が3回であるのに対し2019年に徳島県北部における1週間平均値は5回であったことから、現在の状況はやや少ないと言える。

徳島県北部を含む四国地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は83回で、2019年に四国地方で記録された地震数は1週間当たり110回であったので、四国地方における現在の地震数はやや少ないと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては4回目。徳島県北部では2019年に2回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計3回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が1回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

徳島県北部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
1947年08月25日 M5.0 震度2 徳島県北部
1947年01月16日 M5.1 震度3 徳島県北部
1946年12月26日 M5.1 震度3 徳島県北部
1934年01月09日 M5.6 震度4 徳島県北部

徳島県北部を含む四国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。
 

徳島県北部の過去の地震データ

1919年以降、徳島県北部で発生してきた有感地震は159回でそのうちM5.0以上は4回だが、M6.0以上の地震はこれまでに観測されていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1934年01月09日のM5.6・震度4で深さは36kmであった。

徳島県北部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1934年01月09日 M5.6 震度4 徳島県北部
1946年12月26日 M5.1 震度3 徳島県北部
1947年01月16日 M5.1 震度3 徳島県北部
1947年08月25日 M5.0 震度2 徳島県北部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1937年07月31日に徳島県南部でM5.0・震度3の地震が約14kmの距離(深さ57km)で起きていた。
 

四国地方と徳島県北部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は四国地方など方面別予測が現在362予測。また徳島県北部など震源地別予測が現在1391予測となっている。

方面別予測において現在、計362予測中、Aクラスは11予測、Bクラスは49予測、Cクラスは302予測。このうち四国地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が11予測となっている。

また震源地予測では現在、計1391予測中、Aクラスが15予測、Bクラスが106予測、Cクラスが1270予測となっており、このうち徳島県北部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが0予測となっている。

通常時との比較では四国地方の現在の危険度は100%以下、徳島県北部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」徳島県北部M3.1の類似25事例以後の発震傾向性

今回の徳島県北部M3.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた25件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

今回の徳島県北部M3.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた事例について、徳島県北部を含む四国地方でその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性は特にみられなかったあるいは該当事例は見当たらなかった。

また、関西地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが25事例中2例、九州地方では25事例中1例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の関西地方における繋がりは25事例中2例で平均発生頻度1に対し1.1と通常程度、九州地方における繋がりは25事例中1例で平均発生頻度1に対し0.3で少ないという結果であった。

関西地方及び九州地方で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

三重県南東沖 25事例中1例
京都府沖 25事例中1例
大阪府北部 25事例中1例

大分県北部 25事例中1例

追記:10月18日徳島県北部M3.1は紀伊水道M3.2に、震度は1で変わらず
 

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※画像は気象庁より。