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2020年10月19日岐阜県美濃中西部でM4.1・震度3、34日ぶり今年10回目の有感地震

岐阜県美濃中西部でM4.1・震度3、34日ぶり今年10回目の有感地震


 

気象庁によると2020年10月19日03:28に岐阜県美濃中西部でM4.1・震度3の地震が発生した。岐阜県美濃中西部で有感地震が記録されたのは34日ぶり。今年10回目となる有感地震であった。

 

岐阜県美濃中西部における今回の地震について

2020年10月19日03:28 M4.1・震度3 岐阜県美濃中西部(深さ約40km)

岐阜県美濃中西部で有感地震が観測されたのは2020年09月15日のM2.7・震度1以来34日ぶり。今回の震源からは約62km離れた場所で深さは8kmであった。その前は2020年08月27日のM4.0・震度3で、今回の震源から約61km離れた場所で深さは9kmであった。

今回の震源付近には養老-桑名-四日市断層帯が南北に走っており、30年以内にM8程度の地震が最大0.7%の確率で予測されている。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震11事例のうち、その後1ヶ月以内に岐阜県美濃中西部を含む中部地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは11事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中部地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中部地方への繋がりは多いと言える。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の伊豆・小笠原における繋がりは11事例中8例で平均発生頻度1に対し2.2と多いと言える。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

岐阜県美濃中西部と中部地方の最近の地震活動

岐阜県美濃中西部で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が41回であるのに対し2019年に岐阜県美濃中西部における1週間平均値は32回であったことから、現在の状況はやや多いと言える。

岐阜県美濃中西部を含む中部地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は492回で、2019年に中部地方で記録された地震数は1週間当たり404回であったので、中部地方における現在の地震数はやや多いと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては10回目。岐阜県美濃中西部では2019年に9回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計9回のうちM3.0未満だったのが5回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が2回、M5.0以上が0回となっている。

岐阜県美濃中西部における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2009年02月18日 M5.2 震度4 岐阜県美濃中西部
1992年07月30日 M5.4 震度3 岐阜県美濃中西部
1969年09月09日 M6.6 震度5 岐阜県美濃中西部(岐阜県中部地震)
1966年05月26日 M5.1 震度3 岐阜県美濃中西部
1963年07月24日 M5.0 震度3 岐阜県美濃中西部

岐阜県美濃中西部を含む中部地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年09月27日の静岡県西部M5.1・震度4が挙げられる。
 

岐阜県美濃中西部の過去の地震データ

1919年以降、岐阜県美濃中西部で発生してきた有感地震は302回でそのうちM5.0以上であったのが7回。またM6.0以上は2回でM7.0以上の大地震は0回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1969年09月09日のM6.6・震度5(岐阜県中部地震)で深さは3kmであった。

岐阜県美濃中西部において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1969年09月09日 M6.6 震度5 岐阜県美濃中西部(岐阜県中部地震)
1934年08月18日 M6.3 震度4 岐阜県美濃中西部
1939年02月12日 M5.5 震度3 岐阜県美濃中西部
1992年07月30日 M5.4 震度3 岐阜県美濃中西部
2009年02月18日 M5.2 震度4 岐阜県美濃中西部

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1998年04月22日に三重県北部でM5.5・震度4の地震が約5kmの距離(深さ8km)で起きていた他、1925年07月07日に愛知県西部でM5.6・震度4の地震が約17kmの距離(深さ42km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約20km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1925年07月07日に約17kmの距離で発生した愛知県西部M5.6・震度4(深さ42km)であった。
 

中部地方と岐阜県美濃中西部における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は中部地方など方面別予測が現在348予測。また岐阜県美濃中西部など震源地別予測が現在1325予測となっている。

方面別予測において現在、計348予測中、Aクラスは10予測、Bクラスは48予測、Cクラスは290予測。このうち中部地方に対してはAクラス予測が0予測、Bクラス予測が0予測、Cクラス予測が25予測となっている。

また震源地予測では現在、計1325予測中、Aクラスが15予測、Bクラスが102予測、Cクラスが1208予測となっており、このうち岐阜県美濃中西部に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが4予測となっている。

通常時との比較では中部地方の現在の危険度は100%以下、岐阜県美濃中西部の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」岐阜県美濃中西部M4.1の類似11事例以後の発震傾向性

今回の岐阜県美濃中西部M4.1の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた11件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

岐阜県美濃中西部を含む中部地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは11事例中2例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に中部地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合2.1に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、中部地方への繋がりは多いと言える。

中部地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

静岡県中部 11事例中1例
東海道南方沖 11事例中1例

また、伊豆・小笠原で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが11事例中8例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の伊豆・小笠原における繋がりは11事例中8例で平均発生頻度1に対し2.2と多いと言える。

伊豆・小笠原で今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

鳥島近海 11事例中5例
新島・神津島近海 11事例中1例
八丈島東方沖 11事例中1例
小笠原諸島西方沖 11事例中1例
 

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※「EDAS2.0シリーズ」の地震予測については地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の地震予測ページをご覧下さい。
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※画像は気象庁より。