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2020年10月19日種子島近海でM2.6・震度1、15日ぶり今年16回目の有感地震

種子島近海でM2.6・震度1、15日ぶり今年16回目の有感地震


 

気象庁によると2020年10月19日13:33に種子島近海でM2.6・震度1の地震が発生した。種子島近海で有感地震が記録されたのは15日ぶり。今年16回目となる有感地震であった。

 

種子島近海における今回の地震について

2020年10月19日13:33 M2.6・震度1 種子島近海(深さ約10km)

種子島近海で有感地震が観測されたのは2020年10月04日のM4.4・震度1以来15日ぶり。今回の震源からは約45km離れた場所で深さは33kmであった。その前は2020年10月03日のM5.1・震度2で、今回の震源から約46km離れた場所で深さは32kmであった。

今回の震源付近で過去に発生した同規模・同程度の深さの地震16事例のうち、その後1ヶ月以内に種子島近海を含む沖縄地方でM6クラス以上の地震が起きていたのは16事例中9例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりは多いと言える。

今回の震源付近では05月26日に2回の有感地震を記録していたが、この時もその後翌日宮古島近海でM5.2・震度3が発生した後、06月14日に奄美大島北西沖でM6.3・震度4と与那国島近海でM5.5・震度2が起きていた。

同様に過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の四国地方における繋がりは16事例中1例で平均発生頻度1に対し3.0と多い、アジアにおける繋がりは16事例中2例で平均発生頻度1に対し0.9で通常程度という結果であった。

M6クラス以上地震が発生してきた各震源地と発生数については下記を参照。
 

種子島近海と沖縄地方の最近の地震活動

種子島近海で最近7日間に観測された地震数(震度1未満を含む)が37回であるのに対し2019年に種子島近海における1週間平均値は37回であったことから、現在の状況は通常並みと言える。

種子島近海を含む沖縄地方全体では最近1週間に観測された地震数(震度1未満を含む)は334回で、2019年に沖縄地方で記録された地震数は1週間当たり378回であったので、沖縄地方における現在の地震数は通常並みと言える状態である。

今回の有感地震は2020年としては16回目。種子島近海では2019年に10回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は2回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計15回のうちM3.0未満だったのが4回、M3.0~3.9が6回、M4.0~4.9が4回、M5.0以上が1回となっている。

種子島近海における最近のM5以上有感地震を日付の近かった順に並べるとこのようになる。
2020年10月03日 M5.1 震度2 種子島近海
2019年03月30日 M5.0 震度3 種子島近海
2019年01月08日 M6.0 震度4 種子島近海
2018年11月21日 M5.2 震度3 種子島近海
2017年03月12日 M5.1 震度3 種子島近海

種子島近海を含む沖縄地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年10月03日の種子島近海M5.1・震度2が挙げられる。
 

種子島近海の過去の地震データ

1919年以降、種子島近海で発生してきた有感地震は267回でそのうちM5.0以上であったのが41回、M6.0以上が8回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1999年01月24日のM6.6・震度4で深さは40kmであった。

種子島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1999年01月24日 M6.6 震度4 種子島近海
1923年07月14日 M6.5 震度3 種子島近海
1978年05月23日 M6.4 震度4 種子島近海
1996年10月18日 M6.4 震度4 種子島近海
1963年08月17日 M6.3 震度4 種子島近海

また今回の震源から約30km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1927年09月17日に種子島近海でM5.5・震度1の地震が約1kmの距離(深さ0km)で起きていた他、1995年04月10日に種子島近海でM5.1・震度2の地震が約1kmの距離(深さ28km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約30km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1996年09月09日に約18kmの距離で発生した種子島近海M5.8・震度4(深さ22km)であった。
 

沖縄地方と種子島近海における地震予測

当社が開発・運用している地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」によると、日本国内で2ヶ月以内にM5.5以上・M6クラス以上地震が発生する可能性のある予測は沖縄地方など方面別予測が現在348予測。また種子島近海など震源地別予測が現在1325予測となっている。

方面別予測において現在、計348予測中、Aクラスは10予測、Bクラスは48予測、Cクラスは290予測。このうち沖縄地方に対してはAクラス予測が1予測、Bクラス予測が6予測、Cクラス予測が19予測となっている。

また震源地予測では現在、計1325予測中、Aクラスが15予測、Bクラスが102予測、Cクラスが1208予測となっており、このうち種子島近海に対してはAクラスが0予測、Bクラスが0予測、Cクラスが8予測となっている。

通常時との比較では沖縄地方の現在の危険度は100%以上、種子島近海の危険度は100%以下となっている。
 

地震予測「次に揺れるのは」種子島近海M2.6の類似16事例以後の発震傾向性

今回の種子島近海M2.6の震源周辺で過去に同程度の規模・深さ・位置で発生してきた16件の事例についてその後1ヶ月の間に発生していたM5.5(M6クラス)以上の地震の傾向性については以下の通りだった。

種子島近海を含む沖縄地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースは16事例中9例であった。

M6クラス以上地震の発生数は1919年以降に沖縄地方で発生してきたM6クラス以上の平均発生頻度を1とした場合1.8に相当し、今回の震源付近で同程度の地震が起きた場合、沖縄地方への繋がりは多いと言える。

沖縄地方で今回の震源付近において同規模・同程度の深さの地震が発生した際、その後1ヶ月以内にM6クラス以上が起きていた震源と事例数(上位10震央)。

奄美大島近海 16事例中3例
沖縄本島北西沖 16事例中2例
種子島近海 16事例中1例
石垣島近海 16事例中1例
南大東島近海 16事例中1例
沖縄本島近海 16事例中1例
与那国島近海 16事例中1例

また、四国地方で今回の地震と類似の事例以降、1ヶ月以内にM6クラス以上の地震へと繋がっていたケースが16事例中1例、アジアでは16事例中2例であった。

過去のM6クラス以上地震の平均発生頻度を1とした場合の四国地方における繋がりは16事例中1例で平均発生頻度1に対し3.0と多い、アジアにおける繋がりは16事例中2例で平均発生頻度1に対し0.9で通常程度という結果であった。

四国地方及びアジアで今回の震源付近における同規模・同程度の深さで地震が起きた際、その後M6クラス以上が起きていた震源と事例数。

伊予灘 16事例中1例

マリアナ諸島 16事例中1例
台湾付近 16事例中1例
 

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※画像は気象庁より。